
再び帽子です。左は斜め後ろから、右は真後ろから(正面がないな)。背景が白なので白いオーストリッチの羽がよく見えません(T。T)これまた地味~というのは試作品だから。この黄土色の薄い絹地がたくさんあるのです。だから試すのに心置きなく使えるのだけど、仕上がりが地味!やっぱり試作品も華やかな色でないとイメジネーション豊富にならないかも・・・1880年代風、とあるのは、この時代、毎年どころか毎週のように服も帽子も髪型も流行がめまぐるしく変わっていた時代なのでした。だからフランスとイギリス、ドイツ、アメリカじゃあ同じ年代でもファッションが微妙に違う。当然フランスが一番先なわけです。一応1885年前後あたりの、バッスルスタイルがもりあがりにもりあがったあたりの頃の帽子をイメージしております。「シベリアの理髪師」という映画や、フランシス・コッポラ監督作品「ドラキュラ」にこれと似たタイプが出てきます。ちなみに私はこのタイプをバケツ型と呼んでたりして(笑)