イメージ 1

この帽子は11月のギルドショウで、展示コーナー(会場のはじっこに全部の参加者の代表作品が陳列されていた所)に置いてあった帽子。11月の新作となるはずだったのですが、時間切れで見本しかできず・・・うう、残念。内側はシルクシフォンの細かいヒダがたくさんよっております。帽子好きな方には、割と好評でした。1個しかなかったので、売れずに申し訳ありません、O先生!いい形と誉めてくださってありがとうございました、K先生!!型紙はとってあるので、2月のボン・クラージュさんにお持ちする時には、このタイプの帽子も何個か作ってもって行きたいな、と今のところ計画中。あくまで・・・計画中。
なお、この帽子はタイトルにもあるように、1830年代いわゆるロマンチック時代といわれたヨーロッパで、流行したボンネットの型のひとつをイメージしております。この時代、帽子はすごーく飾り立てられてます。同じくらい飾り立てられたのは1780年代と、1870年代、あと1900~1910年くらい。1860年代などのスカートが巨大な時代は以外と帽子は小さいのでありました。私は飾り立てられた帽子が好きなんですよーなんだけど、なんか地味なのね、出来上がると。なぜ?この帽子のハート型は、メアリ・スチュワート型とも別名呼ばれることがあるようです。メアリ・スチュワート(スコットランド女王)のハート型のレースの帽子というか被り物にハートのブリム(ひさしのところ)が似てるから、らしいです。