LA発!「グローバルに輝くわたし」になる秘密のレッスン☆

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こんにちは、

LA在住ブロガーのCoconaです。

 

 

最愛の飼い猫オリバーが亡くなって、

今日で四十九日になります。

 

 

悲しみはまだ癒えておらず、

亡くなった日のことを思い出すと

今でもとても辛いのですが。。。

 

 

でも、今日は特別な日なので、

今回の記事は、オリバーの

最後の日の闘病記を綴ります。

 

 

かなり長くなりますので、

予めご了承くださいあせる

 

 

 

 

 

 

 

 

闘病30日目の朝は、

いつも通りやって来ました。

 

 

リンパ腫という癌が腎臓に見つかって、

治療する術がないまま闘病生活を送っていました。

 

 

病状が進行してからは、私たちと一緒に

ベッドで寝てくれなくなったオリバーでしたが、

朝方になるとベッドの上に乗ってきて、

寝ている夫に体を寄せていました。

 

 

でもこの日は、朝方ベッドにやって来ることも、

寝ている夫に寄り添うこともしませんでした。

 

 

でも、そういう日は今までもあったし、

特に気に留めてはいませんでした。

 

 

自分の足で歩いていましたし、

トイレにも問題なく行っていましたので。

 

 

 

一昨日から、ステロイド注射の間隔を

1日おきから1.5日に変更したので、

朝は注射はなし。

 

 

猫風邪対策に、抗生物質の飲み薬だけ飲ませました。

 

 

風邪の症状は相変わらずで、

鼻詰まりがひどく目も開いていません。

 

 

蒸しタオルで頻繁に鼻と目を

拭いてあげていました。

(本人は嫌そうでしたがあせる

 

 

 

 

 

 

 

その日は日曜日で、

わが家のお掃除の日でした。

 

 

いつも通りお掃除をしていると、

夫が「オリバーの元気がない」と

心配して私に話しかけてきました。

 

 

確かに、ぐったりとしてあまり動かず、

いつものようにベランダに来る小鳥たちを

眺めたりということもしていません。

 

 

でも、これまでもオリバーの調子は

上がったり下がったりという感じで、

今回のように元気がない日もありました。

 

 

なので、「今日は調子が悪いんだよ」

と夫に言って、掃除を続けました。

 

 

実際、いつもより体調が悪かったとしても、

私たちにできることは何もなかったのです。

 

 

でも、掃除が終わる頃には、

明らかにオリバーの様子がいつもと違う

ということに気づきました。

 

 

ぐったりとして体調が悪そうなのですが、

しきりにキッチンのフローリングの床の上で

横になろうとするのです。

 

 

その時はまだ冬で、

フローリングの床はとても冷たく、

放っておくと体温が下がってしまいます。

 

 

なのでカーペットの上に移動させたのですが、

その度にまたキッチンに戻って行き、

フローリングの床の上で横になるのです。

 

 

オリバーの体を抱き上げた時に気付いたのですが、

明らかに体温が低下していました。

 

 

そして、本来ならピンク色の

耳や肉球も真っ白。

 

 

猫って、具合が悪くて苦しくなると

冷たいところに自ら行って、体温を下げて

エネルギー消費量を下げようとするんですよね。

 

 

あまり体温が下がると危険な状態になるので、

暖かくしてあげるようにしないといけないのですが、

それでも自ら何度も寒いところに行こうとするので、

困ってしまう飼い主さんも多いようです。

 

 

オリバーもまさにそうでした。

 

 

 

 

 

 

 

また、朝は自分でトイレにも行けていたのに、

急に後ろ足がふらつき始め、

まともに歩けなくなってしまいました。

 

 

そして、普段めったなことでは

鳴かないオリバーが、時折弱々しい声で

「ミャー」と鳴くのです。

 

 

どうも、鳴いて甘えているようでした。

 

 

 

「もうすぐお迎えが来る」

 

 

 

そう確信しました。

 

 

猫ちゃんが亡くなる直前のサインに関しては、

ネットで事前に調べて知っていました。

 

 

オリバーを最後の瞬間を側で看取ってあげたい

というのが私たちの悲願だったので、

「その時」を知らせるサインを知っておきたかったのです。

 

 

なので、お迎えが近いことを悟った私たちは、

ひと時も離れずオリバーの側にいることにしました。

 

 

ふらふらして転んだりしながらでも

どうしてもキッチンに行こうとするので、

床の上にブランケットを敷いて

オリバーと一緒に横になりました。

 

 

苦しんでいたからなのか、

一つのところにじっとしていられず、

何度も場所を移動していました。

 

 

その度に、ブランケットを移動して

オリバーに腕枕をしてあげました。

 

 

 

 

 

 

 

 

私と夫とオリバーと、

3人でブランケットの上に横になり、

「大丈夫だよ、側にいるからね」

と言いながらずっと、オリバーを撫でました。

 

 

オリバーは、苦しそうではありましたが、

明らかに赤ちゃんのように私たちに甘えていました。

 

 

夫がトイレに立つと、

か弱い声で「ミャー」と鳴いて、

夫のことを探すのです。

 

 

「パパはすぐ戻ってくるよ」

と言ってオリバーをなだめました。

 

 

いつもはこんなに甘えることはない子なので、

「今この子はどんな気持ちでいるんだろう」

と考えると胸が締めつけられました。

 

 

「きっとこれが最後のリーディングになるね」

 

 

そう言いながら、オリバーの気持ちを

タロットカードに聞いてみました。

 

 

 

 

 

 

 

一番最初に出たカードが、「カップの3」。

 

 

「パパとママと3人で一緒にいれて嬉しい」

 

 

これが、オリバーが一番

私に伝えたかったメッセージでした。

 

 

 

「パパ、ママ、一緒にいてくれてありがとう。

 

パパとママを悲しませてごめんね。

 

でもボクはずっと、パパとママの側にいるよ。

 

そのことを忘れないでね。」

 

 

 

このメッセージを受け取った私は、

その場で泣き崩れてしまいました。

 

 

こんなに苦しそうにしているのに、

それでもオリバーは、

私たちと一緒にいれることが

嬉しいと言ってくれている。

 

 

そして、私たちの心配までしてくれている。

 

 

こんなに純粋で愛しい命が、

目の前で少しずつ失われようとしている。

 

 

「神さまは、こんなにも残酷で

美しい景色を私に見せてくれているんですね。」

 

 

本来なら気が狂ってしまいそうな

そんな状況だったと思うのですが、

 

 

「全部をまともに受けきれない」と

脳が判断したからか、

心が麻痺してくれたことで

正気を保っていられました。

 

 

「オリバーの最期を側で看取る」という

ミッションのために。

 

 

 

その後数時間、私たちは

オリバーの側を片時も離れずに

ただオリバーの体を優しく撫でました。

 

 

時折弱々しく「ミャー」と甘える声が

とても愛しく、とても悲しかったです。

 

 

そのままオリバーの様態が

急変することなく寝る時間になったので、

ベッドに移動して3人で横になりました。

 

 

もうこの頃には、自分で

起き上がって歩いたりせずに

ずっと横になっている状態だったので、

トイレシートをブランケットの下に敷きました。

 

 

不思議なことに、

朝は猫風邪で目が半開きだったのに、

歩けなくなったくらいの頃から

両目がぱっちりと開いて、

風邪の症状もなくなっていました。

 

 

人も動物も、亡くなる直前には

身体の浄化が起こると言います。

 

 

それで、一時的に元気になって

食欲が出る猫ちゃんもいるそうです。

 

 

きっとオリバーの体も、

お迎えが来る準備をしていたのでしょう。

 

 

久しぶりにぱっちり開いた

お目目のオリバーが嬉しくて、

3人で写真を撮りました。

 

 

それが最後の家族写真になることは

十分わかっていました。

 

 

夫の腕の中で腕枕をしてもらって、

オリバーは嬉しそうでした。

 

 

 

 

 

 

 

そのままお迎えがくるまで

起きているつもりだったのですが、

それまでの介護疲れと寝不足で、

私も夫も眠ってしまっていました。

 

 

 

数時間後にはっと目が覚めると、

オリバーの呼吸がおかしいことに

すぐに気が付きました。

 

 

呼吸困難になっているのは明白で、

呼吸が大きく短く、間隔もだんだん

開いていっていました。

 

 

同時に痙攣もおこしていたのか、

時折後ろ足が小刻みに動いていました。

 

 

急いで寝ていた夫を起こして、

「大丈夫だよ、側にいるからね」

と言いながらただオリバーの体を撫でました。

 

 

きっともう、その頃には

オリバーは意識を失っていたのだと思います。

 

 

身体はとても苦しそうでしたが、

声一つあげずに最後の一息を吸い込んで、

その後体の痙攣が止まりました。

 

 

呼吸が止まってから少しずつ

心臓の鼓動が弱くなって、

気が付いたらオリバーは亡くなっていました。

 

 

2月17日の午前2時15分頃でした。

 

 

わたしの感情はとっくに麻痺していたので、

泣いたり悲しみを感じたりするより先に、

死後の処理をテキパキと行っていました。

 

 

事前に読んでいた、こちらの本↓が

とても参考になりました。

 

 

 

 

 

猫の場合、死後硬直が

死後2時間ほどで始まってしまうようなので、

急いで体をきれいに拭いて、

段ボールの箱にトイレシートとブランケットを敷いて、

箱の中に遺体を移動させました。

 

 

箱はベッドの横に置いたまま、

オリバーの体と最後の夜を過ごしました。

 

 

朝まで寝ようとしたのですが、

変な興奮状態になっていて寝られず、

結局一睡もできませんでした。

 

 

その日はちょうど祝日で、

夫も会社が休みだったので、

オリバーにゆっくりお別れを言ってから

午後に遺体を火葬場に引き渡すことにしました。

 

 

近くのスーパーでお花を買ってきて、

箱の中にお花とお気に入りのおもちゃ、

大好きだったおやつを入れてあげました。

 

 

 

 

 

 

このときのことはもうよく覚えていないのですが、

多分初めてまともに泣いたのは

オリバーの遺体が入った箱を抱えて

車に乗った時だったと思います。

 

 

かかりつけの動物病院が

提携している火葬場に遺体を受け渡してくれるので、

その動物病院へと向かいました。

 

 

お花で綺麗に飾られたオリバーを見て、

病院のスタッフさんが

次々にハグをしてくれました。

 

 

担当の獣医さんも出てきてくれて、

「あなたたちもよく頑張ったね」と

泣きながらハグをしてくれました。

 

 

その時に私は、声をあげて

子供のように泣きじゃくりました。

 

 

家に帰ると、

オリバーがいない家は

とても空っぽで寂しく感じました。

 

 

どこを見てもオリバーの思い出が溢れていて、

オリバーがいない事実を際立たせているようでした。

 

 

でも、唯一救いだったのが、

オリバーの願いを叶えることができた

ということです。

 

 

オリバーの大好きなお家で、

私たち夫婦に見守られながら

あまり苦しまずに逝くことができました。

 

 

きっとオリバーは、

最後まで幸せだったと思う。

 

 

そう思うことができたことが、

唯一私の心を救ってくれました。

 

 

 

 

それから7週間経った今でも、

私の心は癒えていません。

 

 

一か月の闘病期間中に抑えていた

悲しみや恐怖、不安な感情などが、

現在の喪失感と一緒にまだ出てきます。

 

 

私にとってあんなに大きな存在だった

大切なオリバーを亡くしたのですから、

長引くのは当然だと思います。

 

 

ペットロスにもなりましたが、

少しずつ自分の感情とも

向き合えるようになってきました。

 

 

その後についての話は、

また機会があれば触れてみたいと思います。

 

 

 

オリバーの四十九日という節目に、

やっとオリバーの死を真正面から

受け止めることができました。

 

 

私たち夫婦とオリバーの愛の軌跡を

聞いて頂きありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

Cocona

こんにちは、
LA在住ブロガーのCoconaです。


2020年2月17日午前2時10分頃、
最愛の愛猫オリバーが虹の橋を渡りました。


(亡くなる数時間前の写真です)


最期は意識がなかったのか、
あまり苦しむことなく、静かに
私と夫に看取られて亡くなりました。


享年6歳7ヶ月でした。


まだ正直、実感がわきません。


まだオリバーが側にいるみたいです。


ブログを通してオリバーの闘病を
応援して下さった皆さま、
暖かいコメントをくださった皆さま、
本当にありがとうございました。


皆さんにお心遣いを頂けて、
オリバーは幸せだったと思います。


最期の日の闘病記は
また後日記させて頂きたいと思います。


今回は取り急ぎご報告まで。


(元気だった頃のオリバー⭐︎)



Cocona

こんにちは、

LA在住ブロガーのCoconaです。

 

 

現在は、飼い猫の闘病日記を綴っています。

 

 

その経緯は、こちら↓

病気のペットを看病されている飼い主さんへ

 

 

 

1月16日にリンパ腫という

悪性のガンが見つかってから、

オリバーの闘病生活は28日目になります。

 

 

(パパのベルトで遊んでる!)

 

 

 

 

もう4週間経ったなんて、正直驚きです。

 

 

今も頑張って闘病してくれている、

オリバーに感謝です。

 

 

今日は夫が出張から帰ってくる日。

 

 

でも、オリバーの体調は思わしくありませんしょぼん

 

 

朝にいつも通りステロイド0.5㏄を

注射しようとしましたが、

うまくいかずに何度も針を刺すことにあせる

 

 

最後は泣きそうになりながら、

何とか注射を終えました。

 

 

吐き気止めの錠剤も

上手く飲ませることができました。

 

 

でも、錠剤が効いていないのか、

水を飲むのも大変そうでした。

 

 

猫風邪がさらにひどくなり、

鼻が詰まってとても苦しそうです。

 

 

目も、ほとんど閉じています。

 

 

口呼吸をしているからか、

口は開きっぱなしなので、頻繁に

蒸しタオルでよだれを拭きとってあげています。

(オリバーは嫌がりますが)

 

 

見ていてとても痛々しく、

こんな状態になるまで闘病させていて

これで本当にいいのだろうか?

と思ってしまいます。

 

 

でも、お風呂の蒸気で

少し楽になるみたいなので、

ここ数日、私がお風呂に入る時は

オリバーも一緒にバスルームの床に座っています。

 

 

病気って、もとの病気にプラスして

副作用や合併症が出てくるから

とっても厄介ですねあせる

 

 

 

今日は排尿4回、

排便もありましたが、筋肉が衰えて

自分で排出することができません。

 

 

でも手伝ってあげると、

小さな便がコロンと出ました。

 

 

夫が出張から帰ってきてから

点滴をしましたが、今日は50㏄のみ。

 

 

点滴液が100㏄しか残っておらず、

今日届くはずだった新しい点滴液が

配送の遅れで届かなかったのであせる

 

 

明日配達予定ですが、大事をとって

今日は50㏄のみ点滴することにしました。

 

 

ここまで尿毒症が進行して、

水も自分ではほとんど飲めなくなっているので、

やはり点滴は重要だと思います。

 

 

点滴によって少しずつでも

体内の毒素が排出されるようなので、

出来る限り点滴は続けたいと思います。

 

 

明日ちゃんと配達されるといいのですがあせる

(アメリカの運送会社はアテにならないので)

 

 

 

 

夫が言っていたのですが、

出張から帰ってオリバーの臭いが

少し変わったそうです。

 

 

ひどくなったというか、

違う臭いになったと言っていました。

 

 

腎臓の毒素排出機能が低下しているので、

体内にアンモニアが溜まってしまって、

口からアンモニア臭がするんです。

 

 

これがひどくなったのか、

それとも点滴のお陰でアンモニア臭が

薄まったのかはわかりません。

 

 

後者であるといいのですが、

現状を考えると、楽観視できません。

 

 

それにもう一つ、問題なのが、

月末に控えている夫の出張です。

 

 

2月25日から3月2日まで、

一週間のボストン滞在。

 

 

現時点で、水も食べ物も口にしていないため、

夫が帰ってくるまで生きていてくれるだろうか。。。

 

 

もし万が一、夫の出張中に亡くなってしまったら、

私も夫も辛いし、何よりオリバーのためになるのか。

 

 

オリバーは、パパ大好きっ子ですから。

 

 

それだったら、まだ夫がいるうちに

安楽死をした方が、この子のためなのだろうか?

 

 

現時点で、もうかなり辛そうな状態ではあるのですが、

まだ自分の足で歩いているし、

やはり撫でるとすごく幸せそうな顔をします。

 

 

そんなオリバーを見ると、

まだ生きることを諦めていないのに、

飼い主の都合で安楽死をすることが

本当にこの子のためなのか。。。

 

 

とても難しい選択です。

 

 

正解は見えません。

 

 

とりあえず、この週末様子を見て、

来週になってから決めようと思います。

 

 

 

 

Cocona