今年見つけたベスト・オブ・海外法ウェブサイト(Blawg) | 日々、リーガルプラクティス。

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企業法務、英文契約、アメリカ法の勉強を
中心として徒然なるままに綴る企業法務ブログです。
週末を中心に、不定期に更新。
現在、上場企業で法務を担当、
米国ロースクール(LL.M.)卒業し
CAL Bar Exam合格を目指しています。


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本年も残すところあと3日ですね。

今年は通年を通して仕事がかなり忙しく、また春から夏にかけてはBar Examの準備と受験、そして夏ころからは更に仕事が忙しくなり、また秋ころからは個人的事情で更にバタバタしていたため、ブログはあまりまともにできない1年間でした。(そのバタバタはようやく先週落ち着きました。またいつかこのブログのどこかでその件は取り上げます。)

年末の法務系Advent Calendarでも、昨年末にエントリした「海外法関連ウェブサイトオススメ30選」というエントリをアップデートしようかと企んでおりましたが、とてもアップデートできるほど海外法関連ウェブサイトや企業法務系ブログをチェックする余裕がありませんでした。

しかし、今年発見した数少ない法務系ブログ・ウェブサイトの中で、「こりゃスゴイ!!」と思ったのが、こちら。

BizLawInfo.jp


このウェブサイトは、TMI法律事務所に所属する3名の弁護士の先生が共同で運営管理しているウェブサイトです。今年の9月か10月頃に発見して喰い入るように読み込んでしまいました。面白くて。そしてとっても勉強になります。

そしていつか紹介しよう、なんて思っていたら、内田鮫島法律事務所の伊藤先生が先にTwitterで呟かれていました。




今月21日に発売されたBusiness Law Journalの「法務のためのブックガイド2016」企画で、『ベンチャー投資の実務』を紹介させていただきましたが、実はこのウェブサイトを読んでいたところ、「名著と名高い」との記述があり、他のウェブサイトでも評価が高かったので、購入して読んだ、というキッカケをいただいたウェブサイトでもあります。

ベンチャー投資の実務―発掘、選別から回収まで
ベンチャー投資の実務―発掘、選別から回収まで
1997-6-2
日本経済新聞社


このウェブサイトは、3名の弁護士の先生がそれぞれのカリフォルニア州での研修を生かして日米の知財やIT関係のネタからベンチャー投資まで、様々なネタを取り上げていて、その中心となるのはブログとなっています。(最近、Forumというページもかなり整理されてアップデートされていますが、基本的にその中身はブログの各エントリ。)

この弁護士先生のうちお2人はすでに日本に帰国されているようですが、もう1人の竹内先生は、今も、シリコンバレーではスタートアップをサポートする弁護士事務所として超有名(というより最も評判の高い?)なWSGR(Wilson Sonsini Goodrich & Rosati)にて研修を続けていらっしゃるようです。WSGRのウェブサイトには、Convertible NoteのTerm Sheet Generatorがあるくらいで、シリコンバレー界隈では知らない人はいない、というレベルのローファームのようです。

そして日本に帰国された1人の小川先生はDraper Nexus Venturesで研修された、と書いてありますが、TMIって色々なところに人を送りこまれていますね。。。(自分の小学校時代の友人がTMIで海事法を専門として今年4月からパートナーになりますが、彼もイギリスに3年ほど行っていました。)Draper Nexus Venturesって、日本とシリコンバレーを対象にしたDraper Nexusのファンドで、数多くの日本の有名企業が出資しているようで、非常に面白そうです。こういうところで弁護士の先生が経験する、というのは鬼に金棒な感じがしますね。

そしてもう1人の波多江先生はMorgan Lewis, Bockiusのサンフランシスコオフィスにいらっしゃったようで、知財やIT法関係ネタを担当されていて、ドローン規制とか最新の知財訴訟とかもブログで解説してくださっています。この3名の先生方のコラボが非常に面白いウェブサイトです。超勉強になります。

例えばコチラのエントリを読んで、「あぁ"par value"ってなんでこんなに低いのか、と思ったらそういうことか!」ということに合点がいったり、その他にも「だからデラウェア州で設立するのかー」と納得のするエントリや、アメリカのConsumer Privacy Bill of Rights法案や、Convertible NoteとConvertible Equityに関するシリーズエントリもあって、勉強になることばかり。

先生方は今年、『旬刊商事法務』にて記事を2回執筆されていて、最近はConvertible NoteとConvertible Equityについて書かれていますが、このブログでもわかりやすく書かれています。

非常にご多忙だと思うので、なかなかブログを定期的にアップするのが大変かと思うのですが、ぜひこれからも勉強させていただきたいので、ぜひウェブサイトの運営を継続していただきたいな、なんて勝手に願っております。なお、Feedlyでブログのアップはチェックできますが、ブログ以外のページもアップデートされているようなので、時々見にいって調べてみるのがいいかもしれません。

ということで、今年のエントリはこれが最後かな、と思います。来年は自分も投資案件に関わる機会がある(かも?)しれません。今日ご紹介したBizLawInfoをまた読み直したいと思います。

それでは今年も本ブログをご覧いただきありがとうございました!よいお年を!

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