6年前の定期点検でのつり金具破断を放置…
絶句!だよ。
笹子トンネルの天井板崩落事故を受け、首都高羽田線の羽田トンネルで緊急点検を行った結果、上り線の1か所でステンレス製のつり金具が1本、破断しているのが見つかったという。
で、これがその写真。
赤丸内の横倒しになったモノが破断したつり金具。
バッカもん!
とてもじゃないが、”破断”というような生易しい状態じゃない。
しかも驚くべき事実がこれ。
6年前の2006年の定期点検でも、下り線のつり金具1本が破断しているのが見つかってたというのだ。
が、強度上は残りのつり金具で十分支えられるとして、
そのまま6年も放置してたという。
もし笹子トンネルで天井板崩落事故が起きなかったら、この先も延々と放置し続けたのだ。
で、これが6年も放置されてたというつり金具。
これを放置してた人の神経を疑うね。
例え、強度的には問題ないとしてもだ。
ちなみに、羽田トンネルの開通は48年前。
人間、48歳にもなれば、あちこちガタがくる…。
なのに「念のため、修理する」という、至極真っ当な考え方が出来なかったところが非常に怖い。
人命無視…
ま、一言で言ったら、そういうことなんだろう。
しかし、公共の道路でそれをやられちゃ堪らない。