「有権者の上に『バカ』が付く」ような判決 | 負け組オヤジのひとりごと

「有権者の上に『バカ』が付く」ような判決

「違憲状態」のまま行われる来月16日投開票の衆院選を巡り、1票の格差是正を求める弁護士グループが国を相手に公示の差し止めなどを求めた申し立てについて、東京地裁は21日付で却下する決定を出した。


その理由がこれ。

「選挙の差し止め訴訟を起こすことができると定めた法律の規定はなく、訴えは不適法」


そして裁判長はこう付け加えた。

「選挙後には選挙無効訴訟が起こせる」


つまり、「来月16日、人を殺しますよ」と言うヤツを事前に捕まえられないってこと。


で、殺人を犯したら捕まえま~すってこと。


ま、「そう言われると、そうだよな」的な判決なんだが、選挙は基本的に必ず絶対確実に行われるもの。


で、その選挙は違法選挙

にもかかわらず、選挙前の訴訟は認められないという判決なんだわ。


それも「法律がないから」と言う理由でさ。


上記の例で言えば、人を殺してから訴訟を起こせばぁ~ということで、全然、殺される人の立場に立ってない。


思うのだが、1票の格差是正なんて、やる気にさえなれば、随分前に成立出来たハズ。


そもそも法案提出から衆参2日で成立したワケだし。


結局、誰がどう言おうと、とっととやらなかった野田が悪いのよ。


そして、小学校の通信簿に「正直の上に『バカ』が付く」と書かれたとかで、違法選挙と分かっていて解散した野田。


大体だよ。

バカ正直と言われる人が、違法選挙を分かっていて解散すっか?


それも、有権者の「選挙権という基本的人権の侵害なんだわ。


こんな判決、オレは納得出来ん。

野田と裁判長にこう言われたようなものだからだ。


「有権者の上に『バカ』が付く」