野田の覚悟って…
「議員辞職するつもりだった」
消費税増税法が成立しなかった場合の対応について、野田は12日の衆院予算委員会でこう述べた。
野田の言葉を素直に受け取れば、「政治生命を懸ける」「不退転の覚悟」という覚悟は、そういうことだったのか…と思った次第。
しかし、だったら何故、未だに国民に信を問えないのだ?
8月10日に参議院で消費税増税法が成立して、早3ヶ月も経つというのに。
もし本当にそれだけの覚悟があったのなら、もうとっくの昔に国民に信を問い終えてるハズなんだ。
それを何だい?
特例公債法案の成立だとか、衆院の「1票の格差」是正や比例代表の定数削減など、後出し条件をわんさか加えての延命策。
言っちゃなんだが、そんなの消費税増税法の覚悟と比べりゃ、屁のようなもん。
そりゃね、内閣総理大臣の責務はあろう。
しかし、消費税増税法が成立しなかった場合、議員辞職するつもりだったんでしょ?
全てを放り出してさ。
だったら、今に至ってシノゴノ言うな。
「政治生命を懸ける」「不退転の覚悟」で、国民に信を問え!
オレはそう思う。