トヨタ、中国・天津主力工場で生産の大半停止へ
トヨタ自動車は、尖閣諸島国有化を巡る日中関係の悪化で販売が落ち込んでいる為、22~26日の5日間、中国・天津工場の3本の生産ラインのうち2本を止め、残る1ラインも2日間停止すると発表した。
今後の売れ行きによっては、減産が長引く可能性もあるという。
中国人よ、中国政府よ。このニュースを見て、どう思う?
ざまあみろ!的に思ってるのなら、あんたらかなりの大バカもんだ。
というのは、数百を超す中小の部品メーカーが自動車メーカーを支えてるのだ。
自動車メーカーが減産、もしくは生産を止めるようなことになれば、影響は自動車メーカーで働く中国人労働者だけではない。
中国国内の多くの中国人が働く部品メーカーにもその影響が及ぶのだ。
また、ディーラーで働く中国人従業員への影響も大きいだろう。
大企業と比べ財務体質の弱い部品メーカーやディーラーはヘタすりゃ倒産だ。
そうなると、中国人が数千人、いや数万人が路頭に迷うのだ。
もし数万人規模の中国人が路頭に迷えば、当然のことながら高額品の消費が落ち、中国経済にも大きな影響が出る。
その反面、空洞化してる日本国内の影響は少ない。
そして、「反日」の標的である肝心カナメの日本企業は潰れない。
中国だけで自動車を造ってるワケじゃないからだ。
さあ、いい加減、気付よ。
「反日」と言って、数多くの中国人を路頭に迷わすことが愛国ではないってことを。