福島第1原発事故を「幸運だった」という岡田副総理って
岡田克也副総理は6日、三重県桑名市で講演し、福島第1原発事故についてこう述べた。
「いろんな関係者が言っているが、これは非常に幸運だった。最悪の場合は東京圏も含めて汚染される可能性があった」
つまり、東京が汚染されなかったから幸運だったという発言だ。
さらに裏読みすれば、汚染が福島で幸運だったとも受け取れる。
そりゃ、人口密度が高い東京圏だ。
同じ事故でも被害者総数が違ってくる。
しかし、未だに16万人もの人が故郷に帰れず避難生活をしている中、どこをどう間違えれば「幸運」と言えるんだ?
それも、国政を司る与党の副総理がだ。
が、失言大魔王の石原伸晃じゃないのだ。岡田克也は。
福島第1原発の大事故を「幸運」だと言う理由があるんじゃないかと、オレなりに考えてみた。
事故調の報告書が出来ても何もしない与野党…
未だに誰も責任を取らないどころか、そんな声すら上がらない国会…
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「2030年代に原発ゼロ!」と言いながら、2050年まで稼働可能な大間原発の建設再開をシラ~っと決める枝野…
国民に2030年の原発依存度を論議させ、その結果を無視する民主党…
復興予算を復興とは関係ない事業に使って「法的に問題無い」という官僚…
そして、福島第1原発の事故を「幸運」と言う”いろんな関係者”…
うん、確かに「幸運」だよ。
国会議員に限っていえば…