日本政府が作ったエネルギー政策は、第二の詐欺フェスト
2030年に原発ゼロ…という国民の多くの意見を無視し、2030年代に原発ゼロを目指すとした日本政府。
2030年代(2030~2039年)ということで、政府は実質、原発ゼロを9年も先延ばししたのだ。
これも霞ヶ関文学なんだろうが、実にふざけた話だ。
そもそも政府が国民に選択させたのは、2030年での原発比率。
2030年代ではないのだ。
しかも、ふざけた話は更に続く。
原発ゼロと言いながら、枝野は「核燃料サイクルは引き続き進める」と表明したのだ。
原発をゼロにするのに、何故核燃料サイクルを続ける必要がある?
まるで、引退を決めた選手に今後もプロテインを飲ますと宣言したようなものだ。
こんなムダなことはない。
その上、現在建設中の2基の原発は、そのまま建設するという。
ここまで日本国民をバカにするとは…。
といのも、もしその原発2基が来年稼働したとしても、廃炉になるのは早くて40年後。
2013年+40年の2053年で、2030年代に原発ゼロにはならないワケだ。
逆に2039年に原発ゼロにするには、この3基の原発を稼働26年で廃炉にすることになる。
しかし、そんな暴挙を電力会社が許すワケがない。
そして更に、原発輸出政策は続けるという。
いやはや、呆れてモノも言えない。
例えて言うならば、今売ってる車を何の改良も無くそのままにして、5年後、10年後も輸出しようというのだ。
それも過去に大事故起こした車を。
どこの国が原発ゼロを目指す国の原発、すなわちそれは進化のない原発を買うというのだ!
ということで、日本政府が作ったエネルギー政策は、民主党のマニフェスト。
国民ウケする「2030年代原発ゼロ」を掲げ、中身は出来もしないこと、やる気もないことを並べた国民騙しのマニフェスト。
いわばそれは、第二の詐欺フェストだ!