日韓関係の「未来志向」だと? まずは天皇陛下に謝罪しろと言え!
野田にはつくづく愛想が尽きた。
それはこんなニュースが報じられたからだ。
野田佳彦首相は9日、ロシア・ウラジオストクで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議閉幕後、韓国の李明博大統領と立ち話し、日韓関係を未来志向で発展させるため、両国が協力することで一致した。韓国大統領府関係者が明らかにした。
何を今更!である。
「竹島」という大きな領土問題をそのままにし、日本と韓国に
「未来志向」もヘッタクレもないのだ。
それが今回の李明博の竹島上陸、天皇陛下への謝罪要求、親書の受け取り拒否で、十分明らかになったにもかかわらずだ。
しかも、上記の立ち話だが、腹立つことに会場を出ようとした李明博に野田が近づいての会談だったというのだ。
親書を受け取らない李明博に、何であえてわざわざ立ち話をしかける?
天皇陛下を罵倒した李明博に、何でヘイコラする?
竹島に不法上陸した李明博と、何で握手する?
百歩譲って、野田が立ち話をしかけるにしても、話の内容がマヌケ。
まずは天皇陛下に謝罪しろと言え!
まずは国際司法裁判所の提訴に応じろと言え!
何はともあれ、日本の怒りを、日本の苛立ちをキチンと李明博に伝えるべきだった。
ニヤニヤ笑って握手する前に。
それが日韓の「未来志向」の第一歩である。
もしも、いや万々一、日韓関係に「未来」があると言うのなら…。