金正恩氏よ、横田めぐみさんら拉致被害者を返してくれ!
昨年末に死去した北朝鮮の金正日総書記の専属料理人を10年以上務めた藤本健二氏。
「横田めぐみさんたちを日本に帰国させてあげてください」
7月22日に平壌で開かれた歓迎パーティーの席で、こうした内容の手紙を読み上げたという。
この手紙の効果かは分からんが、北朝鮮に残された日本人の遺骨問題が急浮上し、日朝政府間協議の開催となった。
思うのだが、北朝鮮は誠意を見せればいいのだ。
妙に意固地にならず。
というのも、拉致問題は亡くなった金正日総書記が既に認めていること。
他人の遺骨を横田めぐみさんの遺骨としたことも、金正日総書記下で行われたこと。
核実験もそう。ミサイル発射実験はヌキにして。
それら全て、金正恩第1書記には関係ないことなんだ。
元料理人の手紙はどうであれ、日本政府に対しきちんとした誠意を示し、再度拉致被害者の調査を行えば、経済制裁は解除されるだろう。
そもそも、再調査に金も時間もかからない。
そして横田めぐみさんら拉致被害者が、もし生きているのなら日本に帰国させるだけ。
その費用だって飛行機だって、日本政府は喜んで出すだろう。
それで万景峰号は日本の港に入れるのだ。
北朝鮮産のシジミが日本に流通するのだ。
北朝鮮に何のデメリットも無かろう。
そして何より、拉致問題で妙に意固地になる必要もないのだ。
北朝鮮よ。金正恩氏よ。
横田めぐみさんら拉致被害者を返してくれ!