東電のテレビ会議映像 事故原因を分析せず、「保安院の言う通りでいいよ」
「水素爆発かどうかわからないけれど、国が保安院が水素爆発と言っているから、もういいんじゃないの、この水素爆発で」
「保安院がさっきテレビで水素爆発と言ってたけれど、歩調を合わした方がいいと思うよ」
これ、東京電力の高橋明男フェローの発言だ。
東電が部分公開した原発事故直後のテレビ会議映像で明らかになった。
いやはや、このテキトーぶりは驚くばかり。
事故の当事者が、事故原因をロクに分析せず、「保安院の言う通りでいいよ」なんだから。
その他、高橋フェローは3号機が爆発した昨年3月14日、福島県大熊町からの問い合わせについて、何ら具体策を検討していない中、こう言っている。
「対策もどきをさ、もどきっていうか、防止措置についても検討を進めているとかさ、これ書けないのかな?」
およよ。
「もどき」って、あんたさぁ…
開いた口がふさがらない。
やはり、原発事故直後のテレビ会議映像を全面公開するべきだと強く思う。
テキトー男は、まだまだ東電にいるハズだ。