「次は高浜原発ね」と言っちゃう関電社長と不快感を示すフリをした枝野
関西電力の八木誠社長は25日、大飯原発に続く再稼働について、再稼働の手続きで先行する高浜原発3、4号機を最有力候補に位置づけたいとの考えを示した。
つまり、「次の再稼働は高浜原発ね!」ってことだ。
どうも、関電社長には、毎週金曜日に行われている官邸前「脱原発」デモの情報は入ってないようだ。
じゃなければ、こんな問題発言をシラっと出来まい。
で、この発言に反応したのが、枝野経済産業大臣。
「電力会社は原発の安全性を優先すべきだ」
「規制組織の成立を今は見守るべきだ」
と、強い不快感を示したと報じられたのだが、説得力はない。
政府の暫定的な安全基準ですら、半分しか対応してない大飯原発の再稼働を許したのはどこのどいつだ?
規制組織の成立を待たず、大飯原発の再稼働を決めたのはどこのどいつだ?
結局、政府がいい加減な原発対応を取るもんだから、関電の社長がつけあがるのだ。
言い換えれば、関電の八木社長は、日本政府の代弁者。
正直にゲロしただけだ。
枝野はそれに不快感を示すフリをしただけ。
お得意だもんね。