「グラウンド100周!」が行き過ぎた指導?
「グラウンド100周!」
オレが若い頃、こんな指導は当たり前だった。
まあ実際には、20~30周くらいで許してくれるのだが。
で、今月14日、栃木の北高根沢中学校バレーボール部顧問の40代の男性教諭が部員12人の女子生徒に「グランド100周!」をさせたという。
約30分後、5人が次々と頭痛や手足のしびれなどを訴え、病院で熱中症と診断された。
結果、教頭が「行き過ぎた指導だった」と謝罪する事態に。
思うのだが、顧問の先生は、本気で生徒にグランド100周させるつもりだったのだろか?
それなら、「行きすぎた」と言えるかも知れないが、オレの若い頃のように、20~30周くらいで許すつもりなら、「行きすぎた指導」とは言えまい。
ちなみに、オレに「グランド100周!」と命じた先生は”鬼”に見えたが、20~30周で「もういいぞ!」と言う先生は”天使”に見えた。
そして、その先生が好きになった。
子どもの教育なんて、それでいいと思うんだが。
でもま、これで教育現場から「グラウンド100周!」は死語となった。