オスプレイ問題 「緊密で対等な日米関係構築」はどこに行った?
「配備自体は米国政府の方針で、(日本から)どうしろこうしろという話では基本的にはない」
米軍のオスプレイ配備について、テレビ番組でこう述べた野田首相。
大飯原発の再稼働で「国民の生活を守る」と大ミエ切った人と同じ人とは到底思えないチキン発言だ。
だって、日本の上空を危険と言われるオスプレイが飛ぶんだぜ。
それって日本国民の上を飛ぶということなんだ。
何故ここでも「国民の生活を守る」と言って、日本の首相として「どうしろ」「こうしろ」と言えないのかねぇ。
もしどうしても「どうしろ」「こうしろ」と言えないというのなら、
「心から心から心から」とお願いすればいい。
「政治生命を懸ける」とか「待ったなし」とか人を騙す言葉は豊富なハズだよ。
それにそもそも、日本人が騙せて、アメリカ人を騙せないワケがない。
ま、それはともかく、そうした最低限の努力は必要だと思うがねぇ。
百歩譲って、原理原則では「どうしろ」「こうしろ」も言えないことは理解した。
しかし、ここで野田が何も言わなかったら、対等な日米関係では無いってことを国内外に伝えることになる。
それはオレ的には未だ占領下?って感じで実に屈辱的だ。
そう感じる人も多いことだろうがそれでエエのか?
ちなみに、2009年の民主党マニフェストの「外交」欄には、「緊密で対等な日米関係構築」とある。
今、まさにそれが試されるシーンなんだ!
にも関わらず、野田の冒頭のフヌケチキン発言。
ここでも野田は、お得意のマニフェスト詐欺を繰り返そうとしている。
