今、流行の「社会保障と税の一体改革」弁当
オレの奥さんが近所の弁当屋で弁当を買ってきた。
しかし、奥さんが弁当を開けるや否や、こう叫んだのだ。
「あ"~、また間違えてるぅ」
ちなみに奥さんは、この写真の「ぶり御膳弁当」を見て注文したのだ。
で、家に持って帰った弁当はこれ。
へ?「天ぷら弁当」???と見間違うばかりの弁当だ。
肝心の”ぶり”が見えないので、誰がどう見ても「ぶり御膳弁当」には見えないのだ。
ちなみにオレの頼んだ弁当が間違っていたので、交換してもらうことになった。
なお、ここ1ヶ月で3度目の間違いだ。
どうもおっちょこちょいの新人おばさんが原因のようなんだが、どうしたもんだろう。
近所とは言え、この蒸し暑い中、弁当もって2度も行き来する手間をどう考える?
で、明らかに間違ったオレの弁当は交換となったのだが、奥さんの頼んだ「ぶり御膳弁当」はこれだというので、そのまま持ち帰ることに。
家で確認すると、確かに”ぶり”が天ぷらの下に埋もれてた。
確かに「ぶり御膳弁当」のようだが、全然全くこれっぽっちも納得いかぬ。
というのも、あまりにも写真と内容が違いすぎているからだ。
なぜ肝心の”ぶり”を表に出さぬ。
主役は”ぶり”だろ!
それを隠蔽しただけでなく、脇役のオカズさえも違うのだ。
で、思い出した。
これって、「社会保障と税の一体改革」と同じじゃん…と。
肝心カナメの社会保障が、「3党談合」で棚上げされたこの法案は、主役の”ぶり”が見えない「ぶり御膳弁当」なんだ。
しかし、”ぶり”が埋もれて見えないのならまだ良い。まだ許せる。
「3党談合」の「社会保障と税の一体改革」は、どこを探しても”ぶり”は無い。
というか、いつの間にか全く違う弁当の「焼き肉弁当」になっている。
消費税の増税法案に賛成する人々よ。
こんなんでエエのかい?
あんたらは、「ぶり御膳弁当」が食いたかったのとちゃうのか?

