「厳正に対応…」しない野田は矛盾だらけ
「党内のルールに則り厳正に対応したい」
26日の官邸での記者会見でこう強く語った野田佳彦首相だが、1週間近く経った今現在、誰も何も対応していない。
思うに、野田は小沢が「離党する」と言い出すのを待っているんだ。
というのも、離党を表明した人になら、いくらでも厳しい処分が出来るからだ。
そしてそれなら世間体は良い。
胸張って「厳正な処分を下した」とも言えるワケだし。
で、小沢の「離党する」を待っている…
しかし、考えてみて欲しい。
このゴタゴタの原因は、野田が「待ったなし」と言った「社会保障と税の一体化改革」法案の採決。
それを1週間近くも待っちゃアカンよ。
それに、仮にも「不退転の覚悟」と言うのなら、造反した議員は即除籍処分だよ。躊躇なく。
逆にそれをしなかった野田の「不退転の覚悟」って、チャンチャラおかしい。
野田の言動は矛盾だらけだ。