八ッ場ダム建設予定地付近に行ってきた
八ッ場ダムに行ってきた。正確に言えば、八ッ場ダム建設予定地付近に行ってきた。
これも言い訳にしか聞こえないが、これも義父の納骨の”ついで”である。
「八ッ場ダム」のニュースと言うと、必ず出てくる建設中の橋脚(?)は、JR吾妻線「川原湯温泉」駅近くにあった。
既に、立派なバイパス道路が出来ていることもあり、何も考えずに走っていると、ここに来ることは出来ない。
逆に言うと、用のない人はここを訪れないこともあり、車もほとんど通らず妙に静かだった。
そんな中、建設クレーンがうなりを上げていた。
やっぱ、実際に見るとスゴイと思う。
テレビで見るのと大違いだった。
この後、川原湯温泉街まで行ってみた。
古びた温泉街だったが、どっしりした趣ある旅館があった。
なんか勿体ないな…。
ホントにダムが必要なら仕方ないと思う。
しかし、もしそうでないのなら、この温泉街や周辺の緑豊かな自然を水没させるのは勿体ないと思う。
そもそも1952年、今から60年も前に計画発表されたダムが、果たして今、必要なのだろうか?
もっと言えば、この60年、不要だったダムだ。
だから、今後も不要だ!という乱暴なことは言うつもりはない。
しかし、昨年東日本大震災後、ここに大金を投じるプライオリティが低いのも事実。
少なくとも、1000兆円もの借金がある国の政府が今、消費税増税を検討している政府が今、八ッ場ダムの建設再開を決める理由は無いと思った。
八ッ場ダム建設推進の地元の方には申し訳ないが…。