震災10会議で議事録なし ずさんな文書管理
政府は、緊急災害対策本部(本部長・野田佳彦首相)など東日本大震災関連の15会議のうち10会議で議事録を作成していなかったと発表した。
緊急災害対策本部と原子力災害対策本部、被災者生活支援チーム(旧被災者生活支援特別対策本部)は議事録だけでなく議事概要もなかったという。
ちなみにこの議事録無し問題って、昨年5月の段階で騒がれてたこと。
例えば、MSNニュースで「議事録」と検索すると、こんな記事がヒットする。
5月11日
原発事故の議事録ほとんどなし 枝野長官「多分、記憶に基づく証言求められる」
5月23日
つまり、昨年5月には一部判明してたことを、「他にはないよな?」と調査せず、8ヶ月間もすっぽかしておいたんだな。
最低・最悪の政権だよ。
ちなみに岡田副総理は、この問題をこう釈明した。
「どこが記録をとるのかきちんとした合意がなかった。忙しくて人手もなく、記録が残されなかったのが現実ではないか」
つまり、
「忙しかったんだから仕方ないじゃん」と、他人事なんだ。
じゃあさ、忙しければ議事録を作らなくて良いってことか?
岡田さんよ。
議事録が必要な重要な会議だからこそ、議事録を作成するんだろ!
人手があろうがなかろうが、ヒマだろうがそうでなかろうが。
国民に対し、こんないい加減な釈明をシャーシャーとしたら、政治生命はおしまいよ。
それを分かって言ったんだろね、岡田さんよ。
※以下は、日経がまとめた東日本大震災に関する政府の会議での議事内容の記録作成状況。