とある安ホテルでの出来事 | 負け組オヤジのひとりごと

とある安ホテルでの出来事

栃木県近くの福島県の安ホテルに泊まった翌朝、

ベランダで外を見ていると、ホテルの制服を

着た人が(従業員だと思う)客の古いポルシェ

エンジンをかけた。


このホテル、駐車場が狭い為、車を2台づつ縦に並べて

駐車していて、どうもポルシェの前の車を出したいようだった。


で、ポルシェを一旦バックさせる必要があるのだが、

古いポルシェのマニュアル車は、慣れない人には

とても乗りにくい車な訳。確かギアの並びが国産車の

それとは違うんだ。


そんなこんなで見ていると、従業員はギアをバックに入れ、

後を見ながらアクセルを踏んだようなのだが、

ポルシェは勢いよく前進したのだ。


バックギアに入れたつもりが、前進のギアに

入れてしまったようだ。


勢いよく前進したポルシェは、当然、前に駐車してる

国産車にぶつかった。


助走距離が短かった為か、衝突音はあまりせず、

前の車が30センチくらい押された格好になった。


で、その後が問題。


ぶつけたホテルの従業員は、当然車を降り、

ぶつかった箇所を確認するのだが、ニヤニヤ笑ってる。


照れ隠しなんだろうが、客の車をぶつけてニヤニヤすんのは、

不謹慎だと思うぞ。


しかもその従業員を良く見ると、サンダル履きなのだ。

よく便所(トイレじゃなく便所)に置いてある、

茶色のサンダルを履いてたのだ。


どうなんだろ、客の車を動かすのにサンダル履きってさ。


そして何事もなかったごとく、しらっとポルシェを移動させた。



その後、その古いポルシェを見たが、バンパー同士が面で

ぶつかった為か大きなへこみは無かったが、言われなきゃ

気付かない小さな傷がいくつかあった。


多分、ぶつけられた国産車も同じだろう。


そして一つだけ確実に言えるのは、

その従業員はポルシェオーナーには

ぶつけたことを言わなかったってこと。


従業員の一連の行動や態度見る限り、

全然正直そうには見えなかったから。


(ホテルにも依るが)

ホテルには車のキーを預けない方がいい。

何されてるか分かりゃしない・・・