佐渡トキ保護センターって必要?
佐渡トキ保護センターに小動物が侵入し、
トキが9羽喰われた事件、知ってる?
オレはこのニュースを見て、腹立たしく思ったよ。
怒りの矛先は、イタチやテンなどの小動物じゃなくて
佐渡トキ保護センターにさ。
「おまえら、何やってるんだ!」
ってね。
大体、「佐渡トキ保護センター」 のHPを見ると、
環境省が設置し新潟県が管理・運営している施設
と書かれている。
要は、税金が使われてるわけ。
で、突然思っちゃったんだけど、日本の空にトキを戻すことが
本当に必要なことなんだろうか?
税金が勿体ないからという理由で、止めろというんじゃない。
一度考え直した方がいいんじゃないの?ってこと。
だってさ、一番迷惑してるのは、トキ本人(本鳥?)だと
思うからさ。
そもそも、トキを絶滅させたのも日本人。
それを国の特別天然記念物だからと言って、
中国からトキを貰い、罪滅ぼしみたいに人工繁殖した。
国の特別天然記念物って決めたのも日本人じゃん。
その上だよ、放鳥による野生復帰させる為にケージを作り、
そのケージ内に小動物の侵入を許し、食べられた・・・
ね、一番迷惑なのはトキ本人(本鳥?)でしょ。
思うんだけど、
絶滅しちゃったって言う事実も自然のことなんじゃないの?
それを受け入れるってのも自然なんじゃない?
人の意志や手が加わった時点で、自然は自然で無くなる・・・
オレはそう思うんだ。
佐渡トキ保護センターのトキが野生化し、日本の空を
優雅に飛んでいても、それは全て人により作られたこと。
いわば、実写版CG(?)みたいなもん。
更に科学が進めば、別の鳥の遺伝子を操作して
「トキもどき」を作ることだって出来ちゃうハズ。
これらが自然だと言えるだろうか?
日本人はそれを望んでいるんだろうか?
今回の事件、
これをきっかけに根本から考えた方がいい・・・