ズボンの下はノーパン・・・
オレの場合、そんなに多くない海外旅行での
トイレ絡みのハプニングが多い。
サイパンでのトイレハプニングは
昨年12月のブログ に書いたが、
今回は韓国でのトイレハプニングである。
10年ほど前、飲み友達でもある会社の同僚(♂)と
二人で韓国に行った。
韓国ソウルに着くや否や、焼き肉とキムチを食べまくった。
驚いたのは、焼き肉を注文すると同じ量以上の野菜が
ついてくること。
日本じゃ別メニューなので、最初店員が間違えたのか
と思った。
それからキムチ。
どの店で食べても旨い。
酸化して酸っぱいキムチなんて一切無かった。
甘いんだが辛い!やっぱ本場だなって思ったよ。
そんな中、体調に異変が生じたのは2日目の夕方。
まず会社の同僚が「腹が痛い」と言い出した。
ホテルのトイレで用を済ませ、暫くすると腹痛は
治まったようで、安心して土産ツアーにくり出した。
辛いモノを食べ過ぎると、腹をこわすらしいが、
それじゃないかってことになったのだが、
その時オレは全く異常はなかった。
そしてソウル市内を歩いている時、今度はオレが
突然、腹痛に襲われた。ホントに突然だった。
後で思ったのは、韓国に着いてから会社の同僚と
ほぼ同じ食べ物を食べてる訳だから、
オレの方が腸が長いんだろうなってこと。
でもその時はそんな余裕は全く無く、頭の中はトイレだけ。
まず真っ先に考えたのはホテルのキレイなトイレ。
ただ、ホテルに戻るには歩いて10分ほど。
そこまでは我慢出来ない。
仕方なく、地下の繁華街隅にあった小汚いトイレに入った
のだが、どの個室もトイレットペーパーが無かった。
しかし超緊急事態故、次のトイレを探す余裕などない。
トイレに入った時点で既にお尻の緊張はゆるんでる。
そんな状況だったので、とにかく個室に飛び込み用を足した。
これで一つ目の緊急事態は脱した。
さてと、お次はどうしようか・・・。
普通、出したら拭くんだが、トイレットペーパーが無い。
これもかなりの大問題。
で、その時持っていた紙は、パンフレット数枚。
定番でしょ、と何も考えずそれを使ったのだが、
どうしても足りない。
と言うか、紙が堅くて拭けない。
周りを見てもペーパー代わりになるものは無かった。
で、思いついたのは自分が履いてたパンツ。
これで、ようやく二つ目の緊急事態を脱した。
が、そんなパンツを履ける訳もなく、
ノーパンでズボンを履き個室を出た。
あんまり気持ちの良いモノではない。
しかもジーンズなんで妙に擦れる。
しかし会社の同僚には、「今ノーパンなんだ・・・」
とはどうしても言えず、その後数時間、
土産ツアーに付き合わされることに・・・。
で、この時の教訓。
1.旅行中、連れが腹痛を訴えたら、自分もそうなると
思った方が良い。
2.ポケットティッシュを最低でも2つ持ち歩くと良い。
3.ノーパンの時はスラックスの方が良い。
ズボンの下はノーパンと言う格好でソウル市内を歩いた
日本人はオレくらいだろうなぁ・・・