ガソリン税の二重課税を解消して!
民主党の公約だった「ガソリンの暫定税率の撤廃」が
税率そのままに新税に代わるという詐欺に遭い、
ここ数日、腹立たしい日々を過ごしてきた。
しかし、民主党の思惑通りかもしれないが、
「増税よりはいっかぁ」という気分になってきたのも事実。
但し、一つ注文がある。
現行、ガソリン税+暫定税率と消費税との二重課税を
解消して欲しいということ。
ガソリン価格って約50円のガソリン税とガソリンの
販売価格で120円などとなっていて、その120円に
消費税がかかっている。
例えばガソリンスタンドで、ガソリン1リッター105円
だったとすると、その内訳はガソリン税50円、
販売価格50円の計100円に消費税がかかっているのだ。
ちなみに、トラックなどのディーゼルエンジンで利用する
軽油では、二重課税とはなっていない。変でしょ。
政府の言い訳は、軽油は「軽油取引税」で軽油の取引に
かかる税金なので消費税はかからず、ガソリン税は
ガソリンを作る際の税金なので、消費税はかかるそうだ。
でも、ガソリンも軽油も石油を精製して出来るもの。
同じじゃん。
多分、配送業者に配慮してあえてこうしたのだと思う。
物流団体の陳情があったのかも知れない。
だったら今度は一般の国民に配慮して、ガソリン税も
「ガソリン取引税」にすれば良いこと。
で、二重課税を解消するのだ。
先の例で二重課税を解消すると、販売価格の50円に
だけ消費税がかかるから、
ガソリン取引税50円+(販売価格50円x消費税の52.5円)
で端数を切り捨てて102円となる。
当初鳩山総理は、暫定税率を新税に代えるにあたって、
税率を変え5円程度安くなるように検討してたって言うじゃん。
だったら、この裏技、有効だと思うけどな。