ガソリン税の暫定税率について
ガソリンの暫定税率を別の名目に「衣替え」する案や
税率の小幅引き下げ案など、暫定税率の取り扱いが
問題になっている。
結局、暫定税率撤廃で失われる2.5兆円を少しでも
減額しようとする姑息な案なのだけど、
つい3ヶ月前に交わした国民との契約は
来年度からの暫定税率の撤廃だろ。
いきなり暫定税率を別の名目に「衣替え」する案や
税率の小幅引き下げ案なんぞ約束違反だ。
予期せぬ税収の落ち込みで、来年度から実施出来ない
のなら、いろんな大臣がごたごた言う前に、
まずは鳩山総理が国民に説明するべき。
その上で、再来年度からにするのか、税率を小幅にするのかを
議論すべきなのだ。
「ガソリン価格が安定してる」
とか屁理屈こく大臣なんて、もってのほか。情けない・・・。
とりあえず、政権発足後3ヶ月は静かに様子を見ようと
思っていたが、だんだん腹が立ってきた。
偽装献金は許すよ。普天間基地移転問題の先送りも許す。
子ども手当の所得制限も許す。ただ年収2千万円までなんて
ダメだけどね。北海道だけと言われる高速道路無料化
だって許しちゃう。
でも、暫定税率の撤廃は絶対にやらなきゃダメだよ。
法律や制度を新たに作ったり、変更したりするのは大変
だけど、「やめる」ってのは最も簡単に出来るんだよ。
あれだけ自民党から「財源はあるのか!」と言われて
「大丈夫だ」と大見栄張って、国民と約束したのだから、
最後の最後まで見栄を張り通して欲しいもんだ。
自民党が嫌いで民主党に入れた1票だが、
これじゃ自民党と何ら変わらんだろ。