カールじいさんの空飛ぶ家 | 負け組オヤジのひとりごと

カールじいさんの空飛ぶ家

吹き替え版を妻と観てきた。


「ウォーリー」より3倍おもしく、2倍泣ける映画である。

詳細は書かないが、人にお勧め出来る映画だと思う。


で、ディズニー映画は、必ず宮崎駿の映画と比べられる

のだが、日本語吹き替え版に関しては、

ディズニー映画の方が遙かにレベルは上だ。


その理由は単純で、変な俳優を使ってないから。


宮崎駿の映画は、あれだけ絵がキレイで、額に入れて

家に飾って自慢出来るほどの力作なのに、

いつもいつもウケ狙いの客寄せ声優を起用し、

せっかくの作品を壊してる。


例えば、「ポニョ」の所ジョージ、「トトロ」の糸井重里なんか、

ひっどいもんだ。


その点、この「カールじいさん」の声優は、

そのキャラクターに合ったちゃんとした(?)声優だったし、

変な素人芸人なんかより、やっぱ数百倍うまい。


安心して観られるってことは、

それだけ作品に集中出来るってことだしさ。

絵だって完成度が高く、見事なもんだよ。


なので、ディズニー映画の「カールじいさん」の圧勝だな。


ついでに書くけど、最近のディズニー映画で驚いたのは、

日本語吹き替え版は絵の中の文字も日本語だってこと。


この「カールじいさん」もアルバムに書かれた文字が

日本語だったし、確か「ウォーリー」では看板の文字が

日本語だった。


もし、中国語の吹き替え版があったら、絵の中の文字は

多分、中国語で書かれているんだろうな。

イタリアならイタリア語、ドイツならドイツ語、フランスなら

フランス語・・・


そう思うとすごいって思わない?

でもこれ、今の時代、当たり前なのかな?



それにしても、良い映画だった。