事業仕分けを批判する自民党議員へ
「事業仕分けは公開処刑だ!」
「パフォーマンスにしか見えない」
と事業仕分けに対し、批判爆発の自民党。
昨日は民間人だけで事業仕分けしたら
「民間人にどんな権限があるのだ!」
と大島幹事長が吠えとった。
こいつら、
今回の事業仕分けのそもそもの意味が分かってない。
そういうセンスもないようだ。
こんなバカげた数多くの事業が、巨額の税金を使って
行われていることを広く国民に知らしめる為に
やっているのだ。
単に天下り先を作る為だけに、屁理屈並べて
国民の血税を無駄遣いしている官僚の実態を
国民に知らしめる為にやっているのだ。
だからパフォーマンスでもいいんだよ。
民間人にしか出来ない作業なんだよ。
「公開処刑」なんて最大の褒め言葉なのだ。
そもそも自民党には、この事業仕分けを批判する
権利はない。それすらも分かってない。
国民一人当たり670万円、860兆円を超える
国の借金を作り、官僚の天下り先を容認し、
国民の審判で政権を交代させられた野党自民党が
事業仕分けを批判するとは、実にふざけた話だ。
それにしても、何と無駄の多い国なのだろう。
数キロほどしか離れていない同じ川で、
国交省と農水省が別々の目的でダムを建設してたり、
夏の一時期しか渋滞しない2車線のバイパスを
何百億円も使って4車線化したり、
関空・伊丹空港と2カ所でも多いと言われる関西で、
超ご近所の神戸に立派な空港を作っちゃうなど、
役人の無駄を無くす!というセンスの無さは最悪だ。
自民党は、この事業仕分けを批判するのではなく、
(今までの間違った政策を改める意味を含めて)
国の無駄を無くす為に協力するべきなのだ。
それは決して鳩山政権を擁護することにはならない。
というのも、鳩山政権は当たり前のことを当たり前に
やっているだけなのだ。
自民党が与党だった頃、「反対するだけの野党」と
揶揄していたのだから、そうでない野党を示して
欲しいもの。
いつまでもスキャンダルで政権交代を目指すなら、
国民は自民党から離れるだろう。
そのくらいのセンスは残っていると願いたい。