市橋容疑者の事件は、裁判員制度の試金石だ! | 負け組オヤジのひとりごと

市橋容疑者の事件は、裁判員制度の試金石だ!

市橋の事件、裁判員制度による裁判になると言う。

思うのだが、これって裁判員制度の試金石だ。


今後の取り調べで、市橋がどう供述するか分からないが、

市橋の弁護士以外の全ての国民が、

殺人罪での有罪は当たり前

と考えている。いや、弁護士だって心底無罪と信じる人は

いないのではないか。


しかも顔を整形するなどして、2年7ヶ月にも渡る

悪質な逃亡劇を演じたことを考えれば、

極刑がふさわしい

と考える国民も半数以上いるハズだ。


これが、この事件における一般感覚なのだ。


で、実際の裁判員が、極刑、イコール「死刑」を

宣告出来るかがポイントになる。


もし、心の奥底で「死刑」が妥当と思っている裁判員が、

被告人を殺す判断である「死刑」という量刑に嫌悪感を持ち、

「一人しか殺していない」

「更生の余地がある」

などと型どおりの屁理屈言って、死刑以外の量刑と

するのならば、今までの世間知らずのアホ裁判官と同じ。


そもそも、一般の感覚を取り入れる為と言って

裁判員制度を始めたのに、結局、オレら国民の感覚が

反映されない判決になるからだ。


じゃ、もしお前が裁判員に選ばれたら、「死刑」を宣告

出来るのか?と問われたら、正直オレは即答出来ない。


よっぽど強硬に「死刑」を主張する人が裁判員の中に

一人でも居たのなら、同調して賛成するかも知れないが、

自ら進んで「死刑」を主張出来るか自信はない。


逆に自信を持って言えるのが、

こんな裁判員制度を作った国を恨む

ということ。


日本の法律を遵守し、官僚に無駄遣いされる税金も

文句を言わず納め、地域の為、日本の為に働いた国民を

何故にこんな余計なことで苦しめる?

と・・・。


そもそも、人を裁くことが出来る人は、

その筋の人格者(社長、校長、局長など)か

知識や資格、経験を持った人だけだ。


コンピュータで無作為に選ばれた知識や資格、経験を

持たぬ人にとって、人を裁くという行為は、

非常に酷なことだということを国は分かっていない。


他の先進国ではやっている制度、と言うのならば、

タバコを1箱千円にしろ!

(韓国のように)日米地位協定を改訂しろ!

貧困率をEU並みにしろ!

国会議員の数を減らせ!

税金の無駄遣いを止めろ!

天下りを根絶しろ!


都合の良いものだけ他の先進国を見習う姿勢も改めろ!