自民党、世襲制限を撤回かよ? | 負け組オヤジのひとりごと

自民党、世襲制限を撤回かよ?

谷垣が言うには、そうでもしないと

自民党には「勝てる候補者」がいないんだと。


あっきれちゃうね。


ということで、

早くも自民党は世襲候補を容認しちゃった訳。


確かマニフェストに次の選挙から世襲制限と

書かれていたハズ・・・と思ったあなた。甘い甘い。


頭の良い(ずるい?)自民党は、官僚に作らせた

マニフェストには次期院選から世襲制限

と書いてあって、来年行われる次期院選

世襲制限の対象とはなっていないのだ。


うわっ!なんや、このせこさは。


こういう「揚げ足取り」的なマニフェスト=政権公約って

政権交代を望んだ今の国民が許すとでも思ってるのかねぇ。


国民の気持ちが、ち~っとも分かっていない。

というか、国民を舐めきってるんだよねぇ。


だって「政権公約」の「政権」はイコール「自民党」で、

マニフェストは自民党の公約なんだよ。

だから、衆議院だから・・・、参議院だから・・・、

と屁理屈を言うこと自体が変なのだ。


んまぁ、ひっどいわ。

百歩譲って、世襲候補者だからダメ!では、

職業選択の自由を定めた憲法21条に反する。


しかし今のまま「地盤、看板、鞄」を持たせたまま

世襲制限を撤回するのは大問題だ。


せめて地元以外から立候補することとし、「地盤と鞄」

取り上げたのなら、オレは世襲でも構わないと思っている。


でも、谷垣が口にした「世襲制限の撤回」は

そうじゃない。今まで通り「地盤、看板、鞄」OKなのだ。


やっぱ国民を舐めている。


多分、来年の参院選の自民党候補者は、「勝てる候補者」

ということで、「地盤、看板、鞄」を引き継いだ世襲襲候補者

知名度の高いタレント候補者ばかりだろう。

そんなんで、ええのか?


やだやだ・・・。