自民党、世襲制限を撤回かよ?
谷垣が言うには、そうでもしないと
自民党には「勝てる候補者」がいないんだと。
あっきれちゃうね。
ということで、
早くも自民党は世襲候補を容認しちゃった訳。
確かマニフェストに次の選挙から世襲制限と
書かれていたハズ・・・と思ったあなた。甘い甘い。
頭の良い(ずるい?)自民党は、官僚に作らせた
マニフェストには次期衆院選から世襲制限
と書いてあって、来年行われる次期参院選は
世襲制限の対象とはなっていないのだ。
うわっ!なんや、このせこさは。
こういう「揚げ足取り」的なマニフェスト=政権公約って
政権交代を望んだ今の国民が許すとでも思ってるのかねぇ。
国民の気持ちが、ち~っとも分かっていない。
というか、国民を舐めきってるんだよねぇ。
だって「政権公約」の「政権」はイコール「自民党」で、
マニフェストは自民党の公約なんだよ。
だから、衆議院だから・・・、参議院だから・・・、
と屁理屈を言うこと自体が変なのだ。
んまぁ、ひっどいわ。
百歩譲って、世襲候補者だからダメ!では、
職業選択の自由を定めた憲法
しかし今のまま「地盤、看板、鞄」を持たせたまま
世襲制限を撤回するのは大問題だ。
せめて地元以外から立候補することとし、「地盤と鞄」を
取り上げたのなら、オレは世襲でも構わないと思っている。
でも、谷垣が口にした「世襲制限の撤回」は
そうじゃない。今まで通り「地盤、看板、鞄」OKなのだ。
やっぱ国民を舐めている。
多分、来年の参院選の自民党候補者は、「勝てる候補者」
ということで、「地盤、看板、鞄」を引き継いだ世襲襲候補者と
知名度の高いタレント候補者ばかりだろう。
そんなんで、ええのか?
やだやだ・・・。