「THIS IS IT」を観てきた
やっぱ凄いや、マイケルは・・・。
リハーサル風景を集めた映画というけど、
マイケルは完璧な踊りと歌を披露しているのだ。
それだけじゃない。
20代と思われる若いダンサーに交じって踊っても
全く埋もれていない。いやむしろ、輝いているのだ。
また、このコンサートにかけるマイケルの意気込みが
ビンビン伝わってくる。ほんの少しのテンポの早さに
注文を出し、ちょっとした余韻の長さに拘る。
まさにプロフェッショナル。まさにエンターテイメントだ。
すんごいお人だよ、マイケルは。
しかも、マイケルクラスのトップミュージシャンなら、
天狗になって当たり前。でもマイケルは違う。
謙虚でまじめで熱心。例え観客が10人程度の
バックダンサーであっても最高のパフォーマンスで
リハーサルするんだから凄いの一言。
映画自体の構成も急遽作製したとは思えない仕上がりで
コンサートとそのメイキングを一緒に観た感じ。
内容的にも良く出来ていると思った。
観客は思ったほど多くなく、300名ほど入る映画館の
半分ほど。正直な話、今年9月に観た「20世紀少年」よりも
観客は少なかった。
それでその観客の90%が女性で、しかも50才を過ぎた
と思われる年配の女性が多いのにはビックリ。
平日の午前中で、田舎の映画館というシチュエーションが
こうさせたのかも知れない。
ちなみに上映中に腹立ったのは、オレが確認しただけでも
のべ5人の年配の女性が出入り(トイレ?)したこと。
ちゃんと事前に行っておけよ!
マイケルに失礼だろ!
ま、色々あったが、上映時間の約2時間はあっという間に
過ぎてしまった。
最後の最後まで残り残らず観たオレの感想は、
ちょっと変なのだが、
また「次」がありそうな映画
であった。
何でだろ?「次」なんて、あるはずないじゃん・・・。