巨人、日本シリーズ進出、おめでとう!
今年2月から続いていたオレの「いらだち」を
昨夜、原監督が払拭してくれた。
「いらだち」の原因は、WBCへの選手参加を
辞退させた中日落合監督の「オレ流」という考え方だ。
例え、読売グループが関連するWBCであっても
世界各国から国を背負って最高の選手が出場するのだから
日本もつまらん新聞社間の争いは抜きにして
最高のメンバーを揃えるのが礼儀というもの。
日本の「最高のメンバー」には、当然のことながら、
井端、森野、荒木、岩瀬が含まれる。
これは誰に聞いても異論はないハズだ。
それを「オレ流」というよく分からん理屈で
WBCをボイコットした。
オレはこの大人げない行為が許せなかったのだ。
確かに、3月という気温が上がらない季節に
真剣勝負を強いられるWBCは、
選手にとって酷なものだろう。
ましてやシーズンで結果を残してなんぼの
プロ野球選手がバイト(WBC)でどんなに汗を流しても
金にならないのもよく分かる。
ただ、それを言ったら、全てのスポーツの国際大会は
成り立たないんだよ。
それに損得でスポーツしたら、つまらんやろ。
イチローが9年連続200本安打した時のインタビューで
こう答えている。
「あれを打ち破ったのは、
自分にとっても大きな財産です」
「あれ」というのは、WBC決勝戦の延長10回、
2アウト1、3塁で、バッターボックスに入った際の
プレッシャーのことだ。
メジャーで超一流と言われるイチローでさえ、
WBCの出場で大きな財産を得ているのだ。
中日の選手よ、WBCをボイコットして
すごく損をしたと思わないか?
ま、それはともかく、中日ドラゴンズが
日本シリーズに進出しないで良かったよ。
落合監督の「オレ流」という考え方が、
間違っていることを証明したんだから・・・。