とあるペンションでの出来事
先日、日光のとあるペンションに泊まった。
露天風呂が9カ所もあるペンションなのだが、
一旦外、しかも敷地外の道路を歩かねば
風呂に入れないという造りで、雨や風の強い日、
寒い日や夜中など、不便きわまりない。
その9つ全ての風呂をチェックしてみたが、
どれもが中途半端な広さで、オレ的にイマイチだった。
ただ、食事は朝夕ともボリュームがあり、
うまかったので、オレ的には悪い印象は無かったのだが、
帰り際にその評価を著しく下げることがあった。
朝9時過ぎ、早めにチェックアウトをして、
ペンション駐車場に止めていた車に荷物を積んでいた時、
ペンションのオーナーが幼稚園バスの乗った自分の子供を
見送っている最中だった。
ペンション前の道路は、直線の長い下り坂故、
幼稚園バスが見えなくなるまでの1分近くも
手を振っていたのだが、ペンションに宿泊した
オレら夫婦は完全に無視された。
まるでそこに人が居なかったように・・・。
別にオレらも見送れとは言わないが、
「またのお越しを」的な一言があっても罰は当たるまい。
しかもオレらは、オーナーの前方斜め左に位置し、
その距離だって、たかだか5~6mしか離れていないのだ。
オーナーの目に入らなかった訳ではないだろうし、
ペンションの駐車場に居るオレらを
宿泊者だと気が付かなかったハズも無い。
そもそも会釈すら無かったのだ。
食事の時間などのペンション内のルールを
完全に守り、ドアの開け閉め音などに気を付け、
定価の倍以上(600円)のビールを2本飲んだ客に
これかい。
ペンションって、いわば「民宿」のようなもの。
オレはずっと前からそう思ってた。
その考えを直さねばいけないようだ・・・。