八ッ場ダム中止に反対される方へ
八ッ場ダムの件、何故、住民の方は
話し合いのテーブルに着かないのだろう?
建設中止を決めている前原大臣と会うと
「負け」というのもおかしな考えだとオレは思う。
相手がどんな方針であっても腹を割って話し合い、
前向きな姿勢で前原大臣を説得すればいいと
思うのだが、違うのだろうか?
そもそもこの八ッ場ダム、大型台風の水害から
利根川流域を守る為、1952年に計画されたが、
この57年間、水害は起こっていない。
事業費だって、当初、2100億円だったのが
2倍以上の4600億円になるなど、
計画自体がずさんだと言われても
否定できないだろう。
思うのだが、マニフェストに中止を掲げ、民意で選ばれた
民主党前原氏を責めるのはおかしいと、オレは思う。
怒るべき対象は、
官僚の言うまま、計画を無理矢理
進めた自民党なのだ。
日本は860兆円もの借金を抱え、完全失業率が
5.7%の国で、こうした50年前の大規模な公共工事が
今、本当に必要だろうか?
他にやるべきことの為、例え建設途中であっても
事業を見直すことは必要だと思う。
とにかく、住民の方は話し合いのテーブルに着くべきだ。
それは決して「負け」ではない。