アメリカの言う「国際貢献」って何?
「国際貢献」
なんて聞こえの良い言葉なのだろう。
日本が、日本人が国際的に貢献することで、
世界の人々が豊かで幸せとなる社会・・・
なんて、日本人にしたら理想だもんな。
ただ、孫の世代まで残ると言われる
860兆円もの国の借金があり、
少子高齢化で崩壊寸前の年金制度
による将来への不安、経済不況による雇用不安など、
自分らの生活を守ることだけで
精一杯の国で、何が「国際貢献」だ!
そもそも「国際貢献」なんて、まずは自国民が豊かでなければ
出来ないだろ。日本は今、豊かな国では無いだろ。
そんな中、新政権が打ち出した来年1月で
インド洋上での給油活動の撤退するという方針に対し、
アメリカが反発してきた。給油活動を継続しろ!と言うのだ。
もし北朝鮮なら、コリア服を着たおばちゃんが
テレビに出てきて、
「こんなの内政干渉だ!」
と強く言い放って「はい終わり」。
日本の国内情勢や日本の国民が決めるべき問題で、
アメリカにとやかく言われてやることではない。
大体、こういったアメリカの高慢知己な態度が
9.11や世界同時不況の原因となっていないのか?
アメリカのイラクやアフガンへの侵攻は、
どう見ても、どう考えても「国際貢献」ではないだろ。
まずはアメリカ自体が、
真の「国際貢献」をするべき
ではないだろうか。