15秒ルール | 負け組オヤジのひとりごと

15秒ルール

昨夜、横浜ベイスターズの工藤投手が、試合時間短縮の為に

導入された「15秒ルール」に公式戦初適用された。


たまたまオレはそのシーンをテレビで観ていたのだが、

確かに長いサイン交換だった。


通常なら打者がバッターボックスを外すような長さで、

オレはこの間合いを嫌って、打者の谷選手に

「バッターボックスを外せ」

叫んでいたほどだ。(巨人ファンなので)


ただこの15秒ルール、本当に試合時間の短縮に

なっているだろうか?


実際、長いサイン交換中、審判はそれを中断させ、

ボール宣告し、場内アナウンスで15秒ルールだと放送し、

試合を再開させるまで、更に15秒以上経過している。


長いサインであったが、もしそのまま続行すれば、

あと2~3秒で投球が済んだハズだ。

決して試合時間の短縮とはなっていないのである。


思うんだが野球の場合、攻守交代の際に多くの

無駄な時間が存在する。また、審判への抗議や

勝負を避ける行為など、時間制限や申告制とすれば

試合時間を短縮出来る。


例えば、守備位置までダラダラと走る選手、

これも15秒以内に守備位置につくようにすれば、

選手は皆、全力疾走するだろう。


投球練習も15秒まで。大体ブルペンで投球練習

しているんだから、それで十分だろ。

頑張れば5球ほど投げられるし。


審判への抗議も監督やコーチに限り15秒以内とする。

それ以上の抗議は即刻退場。

監督が抗議を始めるや否や、審判はおもむろに

ストップウォッチを取り出しスタートさせれば、

頭に血がのぼった監督も一気に冷静になるだろう。


敬遠のフォアボールは申告制。ソフトボールで出来て

野球で出来ないことはない。

但し、古くは長島、最近では新庄のように

敬遠球を打つ選手が観られなくなるが。


最後にバッタボックスの橋に立ち、打つ気の無い

選手(投手)もその場でアウト!三振とする。

そもそもこんなシーンは観客をバカにしている。

だったら素直にDH制にすれば良いのだ。


以上、新「15秒ルール」を行えば、

良い悪は別にして

かなりの試合時間短縮となりそうだ。