懲役15年という判決
市民目線を引き出した判決だ、と評価する
意見もあるようだが、ホントにそうだろうか?
やっぱ殺人を認めている男を目の前にすれば、
そいつが何を言ってもウソくさく感じるハズ。
ちょっとした言動が、事件を反省していないと
とらわれるだろうし、被害者の家族が泣きながら
極刑を求めれば、誰もがそれに同情するのが
一般市民なのだ。普通の感覚なのだ。
だからどうしても犯罪者には不利なのである。
今回の裁判でも被告の証言で被害者が言ったという
「やれるものならやってみろ!」
という言葉が認められなかった。
サバイバルナイフを持った犯人を前にして、
被害者が言うわけ無いというのだ。
でももし被害者が気の強い人だったら、
本気で殺されると思ってなかったら、
言ってもおかしくない言葉だとオレは思う。
少なくともオレのお袋だったら言うかも
知れない言葉だからだ。
話を戻そう。
15年もの懲役刑を一般市民の、しかも4日間という
一瞬の判断でおこなって、ホントによいのだろうか?
それに責任が持てるのだろうか?
悪いけどオレは、72歳の被告に対し、
15年もの年月の責任は取れない。