裁判員制度の問題点 | 負け組オヤジのひとりごと

裁判員制度の問題点

裁判員裁判・・・、オレは大反対だ。

裁判員に選ばれることに大反対なのは当然として、

あまり語られていない被告の立場でも

オレは大反対なのだ。


一般人と言ったって、その人の年齢や性別、

所得や社会的な地位、思想や宗教によって

物の善し悪しの判断はかなり違うもんだ。


例えば、

男性と女性では、物事の見方や価値観が大きく違うし、

若者と老人では、道徳観や経験が大きく違う。

金持ちと貧乏人でも、価値観が大きく違う。


これらを一緒くたにしてパソコンによる抽選は

無いだろ??


万一オレが被告となり、法廷で若いねーちゃんだけの

裁判員に囲まれた日には、自分の運の無さを

嘆くであろうな。どんなに優秀な若いねーちゃんでも

オレら中年の考え方や辛さは絶対分からないからだ。



そもそも、この裁判員制度をやる前に

絶対にやるなきゃいけないことがある。


それは取り締まりの可視化だ。


国民をえん罪事件に荷担させないよう

必ず行う必要がある。これは絶対条件だ。


こういう抜本的な対応を取らずに

出廷を拒否すれば罰金10万円だの

守秘義務違反を犯せば懲役だの罰金だの・・・、

すんげぇ、お役人体質。


それを表す良い例が、裁判員候補者を

裁判所に集める為の「呼び出し状」


参加、参加と言いながら、呼び出すんだぜ。

かなりの「上から目線言葉」じゃね?


思うんだが、この制度をどうしても続けるのなら、

やりたい人だけを集め、事件の内容や被告の

それまでの人生内容を考慮して裁判員を選べば良い。


やりたくない人を無理矢理集めて裁判しても

何の得にもならないと思うのだが・・・。