「80歳過ぎても遊びをガンガン覚えて欲しい」
「80歳過ぎて遊びを覚えても遅い」
麻生総理に言わせるとそういうことだそうだ。
なんだかなぁ、って思う。
何十年も国を支えてきた人たちに一国の総理が
言う言葉だろうか?
確かに65歳以上の方々が元気に健康に働ける環境が
出来れば、年金支給は無くなり、更に医療費も低くなる。
財政難の日本にとって良いことずくめだ。
「働くことしか能がない」と言った真意はそういうことだ。
ただ、「80歳を過ぎて・・・」については全く理解出来ない。
例えばお年寄りが、パソコン教室や英会話学校に通えば、
その産業にお金が落ちる。教室に通えるお年寄りは普通に
考えて、元気で健康でお金を持っている人だろうから、
医療費もかからないし、教室近辺の商店も潤う。
習い終えればパソコンを買い、ネットで商品を買うだろう。
スーツケースなどの旅行グッズを買い、海外ツアーに
申し込むだろう。
こう考えれば、80歳を過ぎて遊びを覚えてもらった方が
逆に良いのだ。
後日麻生総理は「真意が伝わらなかった」と釈明したが、
この「80歳を過ぎて・・・」発言は彼の本心だと思う。
普段からそう思っているのだ。
一国の総理である以上、国の経済や財政を考えれば
「80歳過ぎても遊びをガンガン覚えて欲しい」
と言うのが当たり前。ウソでも本意でなくても言わなきゃ
あかんのだ。
それが分からんようじゃ、あんたはダメだ。