気が重いメール
会社の上司であったコクブンさんからメールが来た。
コクブンさんはこの4月に定年退社し、
今は趣味の書道に励んでいると書かれてあった。
コクブンさんは
「上司が部下を酒に誘うのは当たり前」、
「上司が部下の飲み代を出すのは当たり前」
的な今では絶滅危惧種となった昔風の人で、
よく飲みに誘われ、よくご馳走してもらった
とてもお世話になった人だ。
メールの返事を出したい気持ちは山々なのだが、
母親の介護とウソこいて会社を辞めたオレが、
毎日やることもなくボーとしてます・・・
なんて書けやしない。
お世話になった人だけに
更にウソにウソを重ねることは気が進まない。
かといって、(母親の介護はウソでしたと)正直に書けない。
さて、何を書けばよいのだろうか・・・。