今週はパートのお休みの日に「ボタンの博物館」へ行ってきました。

うつり込んじゃってますが、すぐ後ろにはハマナカさん。

去年の「あみだおれフェス」で行ったところなので、場所も明確でした。

(が、駅前で今回のツアー主催の武蔵小金井の刺繍カフェ・まにあ~なさんの店主、ぺんぐいんさんにバッタリお会いしたので、着いて行きましたけども(笑)

 
アイリスさんの博物館なので、アイリス像。
これでピアノの生演奏でもあれば、「あら、どちらのラウンジ?」なんて言いたくなるような、リッチな空間です。
 
ボタンの始まりは、トーガを止める安全ピンのようなもの、だったそうな。
ちなみに「トーガのドレープを美しくたくさん作れる奴隷は高く売れた」そうです。
ううむ、この時代だったら高く売られてたかもな・・・・。(なぜ奴隷であることが前提なんだか)
 
トーガと言えば、若い人には「テルマエロマエ」といえば通じると学芸員さんはおっしゃってましたがーーー。
私にとって「トーガ」は「アレキサンドライト」でアレックスが大学のパーティでお国の民族衣装を着てきてくださいっていうドレスコードに簡単だからってシーツ巻きつけたのとか、「チャック」の合言葉が「トーガパーティにいきませんか?」だったのとかしか思いつかん。
 
留めてるのはこんなの。確かに安全ピン風。
 
日本人が洋装をしていないころから作られていた、英国基準サイズの貝ボタン。
置かれているノギスの上は英国基準の物、下のメモリはメートル法。このボタンは11.5センチです。
 
キリスト教圏よりもボタンが立体的で装飾的に発展してたという、イスラム圏のもの。スペイン含む。
一部はかつて、イスラム圏だったからね。
丁度スペイン女王のドラマ「イザベル」観終わる所だから、この辺わかるわかる~。
 
 
自分の趣味だけで取った、ネイティブアメリカンのボタン。
こういうプリミティブな柄が好きなんだよね。
 
とても美しい、アールヌーボーのボタン。
 
すっごい欲しかった、ベティ・ブーブのボタン。
目玉の所が穴になってるので、黒いビーズとかで止めつけたのかな???
 
水牛ボタンの作り方。
 
 
入口も、全部ボタンでまるでシャンデリアのように素敵でした!!
家にあるボタン全部ぶら下げたら作れるかも!?(いやそんなにボタンないわ~)
 
博識の解説も伴って、とても優雅で有意義な時間が過ごせました!
ボタンって奥深い!!
そして、子どもの頃に観た「刑事ジョンブック」のアーミッシュが「ボタンは贅沢だから、服は全部フック」っていうのが全く理解できなかったのですが、この展示を見たらものすごーーーーーーーーーーく納得。
ボタンは宝石なみに手のかかる装飾品だった時代があったんだ!!って。
いまじゃフックの方が手で付けなくちゃいけない分、贅沢な気がしますけどね。
 
またぜひ行こうと思うボタン博物館でした!
もっともっといっぱいあるんで、興味を持たれた方は是非に!!お勧めです。