来月、2024年11月にアメリカ大統領選挙が実施されます。
実質、共和党のトランプ氏と民主党のハリス副大統領の一騎討ちとなっています。
女性かつ有色人種であるハリス副大統領は、リベラル派の指示を一身に集め、トランプ氏は保守派の支持を集めて、人気は拮抗しています。
トランプ氏を支持する保守派ですが、実は全く違う2つのタイプがあるようです。
トランプ氏を支持する富裕層
アメリカの保守派の一つの勢力は、白人の貧困層です。
彼らがトランプ氏に望むのは、かつての強いアメリカです。
製造業を中心として国内企業を守り、さらには移民を排除して、貧困層の雇用を守ることを望んでいます。
そしてもう一つの勢力が富裕層です。
驚くべきことに、全く相反する勢力が、意見を一致させています。
富裕層がトランプ氏を支持する理由は、その保有する資産の保護です。
トランプ氏が政権を取ると、国内の景気が良くなります。
彼はかつての大統領時代も、国内企業の利益を最優先し、その結果、株価は上がりました。
多くの富裕層は株を保有しています。
だから富裕層はトランプ氏を支持します。
そして、株以外にもその理由が有りそうです。
「テクノ・リバタリアン」たち
トランプ氏を支持する富裕層の中に、「テクノ・リバタリアン」が居ると、この記事は述べています。
「テクノ・リバタリアン」とは、テクノロジーを支配することで、世の中を自分の都合の良いものに変えようとする者を言います。
この記事にも、イーロン・マスク氏などの名が挙げられています。
彼らの厄介なところは、まず絶大な影響と資産を有することです。
例えばイーロン・マスク氏はスペースX社とテスラ社とX社を保有し、宇宙開発と電気自動車の普及とSNSに絶大な影響を持っています。
彼の考え方次第で、世の中が変わるのです。
また保有資産は世界一で、提供する選挙資金は、政治家に大きな影響力を持ちます。
だから、彼らは世の中を変えてしまうほどの影響を持つのです。
そして最大の厄介ごとが、彼らが現状の世の中を良く思っていないことです。
記事に有りますが、彼らの多くが「高機能自閉症」を患っており、幼少期にいじめられたりして、普通の人に対して、敵対心すら持っている可能性が有ります。
ベーシックインカムには富裕層の協力が不可欠
こちら、以前に公開しましたブログです。
この中で、筆者は既に現代のテクノロジーを支配する富裕層は、非常に利己的だと指摘しました。
そしてそれを裏付けるのが、前述の記事です。
さらに以前のブログで、ベーシックインカムが導入されるとすれば、それは社会不安が引き金になるだろうと述べました。
しかし、この記事によると、テクノ・リバタリアンはトランプ氏のような強権政治を利用して、貧困層を管理しようとしています。
もし彼らに政治家がコントロールされると、貧困層は最低限の仕事と収入を保証する代わりに、管理、統制されることに成るでしょう。
政治は封建制に逆戻りし、市民の行動は制限され、支配されます。
何というディストピアでしょう。
それらを避けるには、政治をリベラルにし、市民の声が政治に届きやすくするしか有りません。
そして、政治的、法的に富裕層に協力を仰ぐべきです。
日本も衆院選が迫っています。
今こそ保守派を抑え込み、リベラルを台頭させる必要が有ると考えます。

