まずは一ファンとして、芦原妃名子さんのご冥福をお祈りいたします。
とても悔しいです。
なぜこんなことになったのかは、上の記事に有るように、第三者委員会などにゆだねる必要が有ると思います。
ただ、一つ言えるのは、間違い無くテレビ局側が作者の意図を十分にくまずに、視聴率を取るための改変に手を貸したで有ろうことです。
時代遅れのテレビ
すでにお感じの方もいらっしゃると思いますが、Netflixなどのサブスクが映像作品のメインストリームに成り、若者は皆テレビを見ずにスマホでyoutubeを見ています。
テレビと言えばスポーツ観戦も盛んで、ゴールデンタイムには必ずプロ野球の中継が有りましたが、これもサブスクでいつでも見られるようになり、テレビでは放送されなくなっています。
実際、テレビ全盛期には、視聴率は良ければ20%ほど有ったものですが、今や10%も行きません。
もはや「オワコン」の代表格であるテレビ。
その問題点を探ってみます。
利権を独占するテレビ局
以前書いたブログ「マスコミとルッキズム」でも書きましたが、日本の地上波放送は5局ほどの寡占状態に有ります。
海外ではケーブルテレビが主流で、局数は100局以上という国も多いですが、日本では色々な問題(各局で規格が違うために専用チューナーが必要など)で普及しませんでした。
そのために1局あたりの視聴率は自然と高く、CM料は高額に成ります。
そして後から参入することも出来ないため、テレビ局が持つ利権は絶大なものに成りました。
サブスクによってオワコン化していると書きましたが、有料のサブスクには加入せずにテレビを見ている人も以前一定数いますし、全盛期には我が世の春を謳歌していました。
このように、利権を独占してきたことから、テレビ局が大変横柄に成っていると感じるのは、筆者だけでは無いでしょう。
先に挙げた事件も、横柄に成った結果、原作者をないがしろにしたことも一因だと思います。
テレビ利権の解体
地上波テレビの利権が独占的であることが、数々の問題を起こしています。
例えばジャニーズ問題も、所属する売れっ子タレントを番組に出して視聴率を稼ぐために、すでに20年以上前から取だたされてていたにも関わらず一切報道することが有りませんでした。
このように、「他局を見る」という選択肢が無いことを良いことに、報道の内容を捻じ曲げてでも視聴率を取りに行く、などが利権を独占する問題点です。
もういっそのこと、地上波テレビを禁止して、その周波数帯を携帯用に開放するのが良いと思います。
既存のテレビ局は全てネット上で放送を行えばいいだけです。
受信設備(アンテナとチューナー)も要りません。
ネット回線とそれに接続出来る携帯電波は、今やどこでもつながります。
無料のOSとブラウザさえインストールされていれば、誰でも見れます。
最近のテレビは、OSとブラウザを搭載しているものが多いです。
利権が限られた人間によって独占されている状態は、必ず良くない、不公平な結果を生みます。
テレビ、やめましょ。
