相変わらずSNSで議題に上る「住むなら都会が良いか、地方が良いか」
地方在住で、たまに出張等で都会に行く筆者が、あらためて考えてみました。
都会派「イベントにすぐ行ける」
都会派の人が一番に上げる理由が「イベントに行ける」です。
確かにイベントとなると、公演回数でいうと、東京などが圧倒的に多いのは確かです。
そしてコミケなど、東京でしか開催されないイベントも数多い。
地下アイドルの公演も、そのアイドルに会えるコンカフェも都会にしかない。
小劇団とその公演会場も都会が多いし、お笑いが常時見れる劇場も都会にしかない。
歌舞伎も宝塚歌劇団も、ほぼ都会じゃ無いとみれない。
ショーが見れるバーレスクもしかり。
アーティストのドーム公演も場所が限られる。
都会に居れば、確実に自宅からいける。
地方からも行けなくはないが、移動に時間もお金もかかるし、ホテルもなかなか取れないし、取れたとしても高額に成ります。
地方派「海や山にすぐ行ける」
地方派の人の多くが上げるのが、自然へのアクセスの近さです。
サーフィン、スキー、スノーボード、釣り、山登り、ゴルフなどのアクティビティには、大変アクセスが便利です。
バーベキューやキャンプをする場所にも事欠かないし、温泉もたくさん有ります。
これらに都会からアクセスしようとすると、移動だけで1日がかりだったり、連休には渋滞に巻き込まれたりします。
夜中に出発し、夜中に帰宅するような無茶な日程にも成りがちです。
収入と家賃
首都圏の平均収入は600万円ほど。
地方の平均収入は400万円ほど。
家賃相場は、1Kで比較すると、都会が10万円ほど、
地方が4万円ほど。
つまり、収入は都会が地方の1.5倍ですが、家賃は2倍以上。
自由に使えるお金は、地方の方が多そうです。
しかし、それに対し物価は地方のほうが割高だったりします。
都会は食料などに輸送費が掛かりますが、物流の量が圧倒的に多いので、単価あたりが安くすみます。
また、薄利多売が可能なために、安売りが可能です。
そのためか、「せんべろ」などの格安の飲食店も多く、これは地方ではほとんど見られません。
というわけで、普段の買い物は、どっこいどっこいといったところでしょう。
ただし、質でいうと、地方のほうが上です。
必ず地産の魚介や果物が有り、都会では手に入らない鮮度が有ります。
休日の過ごし方
普段の暮らしにさほど差が無い都会と地方ですが、休日に大きな差が出ます。
上でも述べたように、イベントなどで時間をつぶすのなら、圧倒的に都会が便利ですが、自然の中で過ごすようなアクティビティをするなら、地方が便利です。
つまり、いわゆる「インドア派」なら都会、「アウトドア派」なら地方が良いわけです。
それだけで選択が済んでしまいそうですが、他にも考察すべき要素は有ります。
決定的な違い
例えば買い物。
地方で人気の高い町だと、街道沿いにあらゆるチェーン店が立ち並び、イオンモールに行けば飲食含めて全てが揃い、映画館などで時間もつぶせます。
都会でも、駅前や商店街に行けば何でも買えるし、暇もつぶせます。
ただし、都会には無いのが、ホームセンターと大きな家具店です。
それはそうで、広い売り場面積が必要な店舗は、郊外でなければ出店は難しいでしょう。
また大きなものだと持ち運ぶのも大変で、配送してもらったり、車で運ぶ必要が有ります。
地方のホームセンターや家具店だと、軽トラの貸し出しが有り、比較的に大きなものでも買って持ち帰るのが簡単ですが、都会だと相当たいへんです。
次に飲食ですが、地方だとイオンのフードコートなど、ほとんど待たずに入れますが、都会だとどこも相当並ばなければいけません。
その代わり都会では、都会にしかない飲食店に行けます。
そして連休。
普段の週末と違う過ごし方をしがちな連休ですが、例えば国内の温泉に行くなら、地方が良いですが、海外に行くなら、空港へのアクセスは都会が良いでしょう。
収入による選択
都会に住む人が都会が良いという理由の1位がイベントなわけですが、イベントに参加するには、それなりのお金が必要なわけです。
いくらたくさんのイベントが有ったとしても、それなりの収入が無いと参加出来ません。
また、地方に住んでいても収入が高ければ、それこそ毎週のように新幹線に乗って都会に行って参加出来ます。
そして、上述したように、都会の方が収入は高いです。
つまり、高い収入を得て、数多くのイベントに参加し、海外旅行に行きたいのなら、都会住まい一択なのです。
また、難易度が高い高偏差値の大学ほど、都会出身者が多いそうです。
塾や予備校が充実し、中学から受験する人も多いからです。
高偏差値の大学ほど高収入を得やすい。
親の世代から都会に住んでいれば、高収入を得やすいです。
しかしながら、イベント行き放題、海外旅行し放題の高収入の人は、全体の1割しか居ません。
例え都会に住んでいても、収入は普通の人が大半です。
そういう人たちは、都会に住むという地の利は活かせにくいのです。
もし収入が普通かそれ以下なら、地方に住み、アクティビティを楽しみ、温泉に行くのがお勧めです。