先日の事
どうにも気ののらない日でしてね

それでも仕事に行かないといけない社会人
何とか重い・・・実質的に重いのですが(笑)
重い体を奮い立たせ、仕事に向う為に駅へ

その日はあいにくの雨

それも重なり、やはり気乗りしない
そうこうしているうちに最寄駅へ
電車を待つ間、音楽でも聞こうと思いまして
携帯電話にイヤホン装着

アプリで取った音楽を聞き始めました
そうこうしているうちに電車が来て
比較的すいた車内に乗り込みます

窓側に陣取り
ただぼ~っと、車窓から外を眺めていました
そうしていると何だか
どこか遠くに行きたい・・・
そんな事を考え始めましてね

その時イヤホンから聞こえてきた歌が
桑名正博さんの 「月のあかり」
お亡くなりになって何年経つのでしょう
声も雰囲気も
そしてコテコテの関西弁も
大好きでした

大きな川を渡る時でした
この町から、出てゆくだけだよ
そのフレーズが頭に残り、何故か目頭が熱くなって

色々な事があって生まれ故郷を離れました
その時はただ、町を捨てたい
その思いでいっぱいでした
それから時は瞬く間に流れ、気付けば20年
出会いがあり別れがあり
人なんて二度と信じるものかと泣き崩れた時もあり
荒んでいく心をどうする事も出来なくて
どんどんどんどん弱っていき、行き着くところまで行きかけた時に
人生を変える出会いがあり
今でも自問自答、格闘もありますが
何とか生活の基盤が出来て、立っていることが出来る様になり
そうこうしたら、ワタクシの人生で何物にもかえがたい宝物が出来て
そこで初めて
私、生きてて良かったんだ
そう思いました
そんな事が走馬灯のように流れ
頬を伝う涙をぬぐって
職場のある駅へと降り立ちました
頑張ってと言う言葉は、時に残酷な刃となりかねませんが
今は
エールに聞こえました
そんな時流れていたのは
尾崎紀世彦さん また逢う日まで
前奏の切れ目に ガッツポーズ をしたくなる一曲
頑張らなきゃ
そう思えて、さっきまでの荒んだ気持ちは何処へやら
足取り軽やかに歩き始めました
その時思っていたことは
どこか遠くに行きたい・・・ ではなく
お昼ごはん、何食べようかな
でした

