生まれた時、 きみは泣き、世界が笑った。 | ハニービーは六角形

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またときには筆者の雑記、日記として。
それが読んでくださる皆様の『何か』となれば幸いです。

 

 TODAY'S
 
生まれた時、きみは泣き、世界が笑った。

今回ご紹介する金言はネイティブアメリカンはチェロキー族から。
生まれた時、きみは泣き、世界が笑った。
だから死ぬときは、きみは笑い、世界が泣く人生を生きなさい。

 

私はネイティブアメリカンが好きです。

考え方、死生観、営み、何もかも。

彼らは自然、あるいは地球、あるいは宇宙をきちんと敬って

そこに自分達が在る事に感謝する。

そういう考え方をすると行動もそうなって

手に負えないような自然や地球や宇宙も手を貸してくれる。

彼らの営みは常にそれらに対する尊敬、感謝、畏敬の念が詰まっている。

 

そも

ネイティブアメリカンを好きになったのはとても不純で

私が若い頃、ジーパン、ジージャン、アイリッシュセッターという格好には

インディアンジュエリー(今はインディアンとは言ってはいけませんよ)が

必須でした。

ご多分に漏れず私も腕に指に腰にジャラジャラ着けていました。

特にお気に入りだったのが天然石のターコイズのリング。

流行りとは別に本当に大切にしていました。

今もなお好きですが、もうジャラジャラは付けられませんね。

 

さて

話を戻しますが、それから少しずつ知識を深めていくと

ネイティブアメリカンの方々は流されない深淵を持っている事を知ります。

 

例えば

他人の話を遮らずに聞く。

汚い言葉は使わない。

正直でいる。

相手を傷つけない。

誰でも間違いはある。

他人を尊重する。

自然を尊重する。

何からも奪わない。

などなど

 

私にとってその事が所見では当たり前だと思っていましたが

少し考えてみると「どれ一つとしてまともに出来ていない。」ことに気づきました。

「当たり前」という言葉の怖さを知ったのです。

究極、私がブログを今、綴りながら息をしている事すら奇跡なんですよ。

この世に当たり前な事など何一つもない。

今、外でカッコウが泣いている事にも理由があり、

何かを伝えてくれているかもしれないし

何かを訴えているかもしれない。

雷が鳴り、雨が降り出した事も。

より感覚は鋭敏になるし、より磨かれる。

そうすると一つひとつに感謝を覚えるようになります。

きっとこれは感覚の育て方の一つです。

 

私は母の産道を通り、生まれてきた時に

一番最初に肺に酸素を吸い、二酸化炭素を履きだす事で呼吸を覚えました。

皆さんも同様ですよね。

私は生まれた時、びっくりするほど産毛で毛むくじゃらだったそうです。

それにさえ意味があると思えるのです。

もしかしたら怪我や病気が多い子供なのかもしれない。

その為に産毛に包まれ、守られて生まれてきたのではないか。

こうやって自分の過去を遡っていくにつれ

今こうして生きていること自体一人では到底無理だったことに行きつきます。

そう思えるようになると

ネイティブアメリカンの教えがグッと刺さるのです。

 

私の人生で達成したい事の中に

ネイティブアメリカンの洗礼を受け、

名前を頂きたいというのがあります。

日本のインディアンジュエリ―の世界では有名な

「ゴローズ」というブランドの創始者、

故・高橋吾郎さんは「イエローイーグル」という洗礼名を拝命しています。

キムタクでお馴染みの木村拓哉さんも

「リトルマン」という洗礼名を拝命しています。

私もネイティブアメリカンのシャーマンから名前を頂きたいと

図々しくも思っています。

 

そうするためにはどうするか。

世界が泣くような生き方を目指すのが一番なのかなと思いました。