海を泳いでる最中には海の広さはわからんよ。
今日の金言は
漫画「バガボンド」から
宝蔵院胤栄の言葉。
『海を泳いでる最中には海の広さはわからんよ。』
バガボンドの中に出てくる二人の化け物おじいたちが
武蔵の苦悩をスっと穏やかに斬っていくところは何度読み返しても面白いです。
因みに、もう一人のおじい柳生石舟斎は
『武蔵よ 天下無双とはただの言葉じゃ。』
と一蹴します。
何でしょうかね。
これを読むと未来の自分が
こんなおじいたちみたいな言葉を後進に言えているか。
甚だ疑問ですが、そう在りたいと思うなら
今のうちに剣を一心不乱に振っておかないといけない気がします。
なんだか凄くなりたいとかそういう欲がまだどこかにあるんでしょうね。
すごいというのは結果ですから、
すごい事しないといけないという事に縛られます。
段々視野が狭まっていきます。
そして、これならいける、あれならいけると
感性を無視して頭で考えだしたら
磨くところを間違えてるって事になります。
えっとー剣で言うなら
剣術の腕を磨いていたはずが
囲碁将棋の腕を磨いちゃったみたいなね。
あれ？こっちの方がうまいかもー
ってならないように。
自分が正しいと思ったものを正しく磨くのが一番です。
自分磨きは大事ですね。
因みに私は四柱推命で宝石を表す干支を持っているそうです。（他人事）
磨けば磨くほど輝くんだそうです。
なので大器晩成型なんだそうです！チクショー！
早熟が良かった・・・。
それを知ったのは先週かなぁ。
不思議な事にそれを意識してなのか、無意識なのかわかりませんが
実際、そういう事を考えさせられる本を手にして読んでいる。
ハッと気が付いて、これが直感の力なんだと思ったんです。
そういう意味で私の武器は直感力なんだと。やっぱりかと。
勘で動く生物だから仕方がないね。
私よ。
何ものにも囚われず己を磨け、ただひたすらに。
バガボンドで剣士は鞘から刀を抜かずに勝つ、無刀が究極。
私の場合例えば絵ですけどね。
ならば！
「描かない事が究極の絵画表現だ。」
とか言ってみたーい。
音楽なら
「無音こそ音楽の極みだ。」
とか言ってみたーい。
もう、そういう曲ありますけどね。
文章を書くなら
「白紙の原稿用紙の宇宙をよめ。」
どうですか！
未来の私は随分ヤバイ。
結構イケてる。
ハハハ
方向間違えてる。
ハハハ
