6月最後の週は

情報解禁に溢れた1週間でした。

 

 

「FaOI」Bツアーには出演せず、国内での活動を選択していた羽生君。

 

6月24日(月)発売された「AERA」には

今年も写真集発売の為、蜷川実花さんによる撮影が既に行われたことが掲載され

(これも、もうずい分前のことのよう…)

 

25日(火)には「news every.」公式より

「能登半島地震」で今も大きな傷跡が残る輪島市をこの日訪れたこと、その時の映像画面が公開され、地元メディアによる報道もありました。

 

地元の中学生とともに撮影カメラに映る彼の笑顔は、もの凄く優しくて柔らかな雰囲気の中に、言葉では言い表せない悲しさや憂いを含んでいるように見えて

 

今回の訪問で、実際に被災地の厳しい現状を目の当たりにして大きく心を痛め、様々な想いと辛さや傷を抱えながら心を寄せている、そんな表情のようにも思えました。

 

 

「僕にしかできないこと」 = 

「羽生結弦のスケート」と

 

「僕だから伝えられること」 =

「被災地へ希望を届け、被災地の今を伝える」活動が

 

羽生君にとって、プロとして活動をしていく上での「大きな2つの軸」となっていることを思い起こされ

後日放送の際には、彼が被災地で目に焼き付けてきた光景を、心して受け止めたいと感じました。

 

「スペシャルメッセンジャー」として、昨年は5月に

「熊本豪雨災害」の被災地を訪れていましたが

 

能登半島地震の現状、交通手段が限られ、復興が思うように進まない地域も多い、厳しい状況の中で

往復の移動や滞在時間も含めて訪問日数を抑えなけれければならず、予定を合わせられたのがこのタイミングだったのか

 

もしかしたら、4月に急遽「RE_PRAY」追加公演が組み込まれたことで、その他のスケジュール調整が必要となり

「FaOI」Bツアーの出演を辞退する決断に至ったのかも知れないと、今は感じていて

 

それと同時に、この先もたくさんの仕事の予定が詰まっていることも伝わってきました。

 

 

27日(木)は

「薬用雪肌精」から、新しい動画とメイキングムービーの公開

 

公開されたのは以前、品川駅構内に掲示されていた巨大ポスターと同じ時のもので

一年前の「雪肌精」ビジュアル撮影時、本当に多数のバージョンを撮っていたことにも驚かされました。

 

ジェンダーレスの、美しく瑞々しい「透明感溢れる素肌」は

 

年齢、性別、問わず

「薬用」化粧品としての訴求効果が絶大です。

 

 

28日(金)には

「フィギュアスケートマガジン」の表紙も解禁されましたが

表紙の文字と、内容紹介に書かれている言葉だけで、既に泣きそうに…

 

「世界一」と評してくれているのは編集者で記者の山口さんの言葉かな、とも感じていますが

そんな風に形容してもらえるのはファンの一人としても、とても嬉しいことです。

 

この時の撮影で見せている表情も、今まではあまり見せてこなかったような顔でカメラに写っているような気がして

 

「羽生結弦」として撮影に臨んでいるというよりは

「僕は僕」自身として、カメラの前で微笑んでいるような

 

そんな、自然体の柔らかな雰囲気を醸し出している印象を受けました。

 

7月3日(今日)発売の本誌が手元に届くのを、心待ちにしています。

 

 

早い方のところには

「“RE_PRAY” TOUR OFFICIAL PHOTO BOOK」と「PLAYER'S GUIDE」も届き始め、読んだ方々の反響がとても大きいようで、こちらも凄く楽しみにしていますが…

 

しばらくステッカーだけ「在庫確認中」になっていたのが、やっと3日到着予定になったので、今週末じっくり読めたら…と思っています。

 

 

29日(土)は

「FaOI」愛知公演が放送された「メーテレ」から

公式SNSを通して「ウルフィダンス」のフルバージョンがUPされました。

 

(…あれはもう…予習しててもしてなくても「かわいい」で正解だと思います…)

 

 

翌週、月明けの7月1日(月)には

美術展ナビで販売された「コスチュームキューピー」の売上の一部と、羽生君の寄付金が加えられた金額が

「能登半島地震」の被災者支援として寄付されるというニュースも。

 

今回の件は、企画した「美術展ナビ」と「読売新聞社」が羽生君と共に寄付をしたことで、記事が出たのだと理解していますが

 

ずっと継続して寄付や支援を続けている羽生君の活動に少しでも触れてもらえ、一般の方の目に留まる機会が増えるのは、とても嬉しいことです。

 

この時は申込み期限を過ぎてしまったので

また別の企画等でも受注販売してくれることを期待しています。(キューピー持ってない)

 

 

そして7月2日(火)

6年前、2018年のこの日に授与された「国民栄誉賞」の思い出を、色々な方達がSNSに投稿されていました。

 

人間国宝の甲田綏郎氏から贈られた仙台平を爽やかに美しく着こなした姿は、とても気品に溢れていて

緊張を感じさせない落ち着いた佇まいと、受賞の重みを客観的に受け止めるコメントに

 

当時は「本当に凄い人」だと「流石だな」と、そんな風に感じていましたが

 

本当に素晴しい栄誉であるのと同時に(ある意味では引き換えに)

今思い返すと、競技フィギュアスケートの世界では成熟した大人(ベテラン)のような扱いを受けていたとしても

 

若干23歳の彼にとって、それまでの人生で「背負ってきたもの」のあまりの重さと

その後の人生で、その壮絶な覚悟を体現してきたこの6年間を見てきた者として、あの時よりも強く胸が痛みます。

 

そしてずっと変わらず同じ想いで、見てくれる人々の為に

一人の人間としての「幸せ」や「時間」を削ってまで、自身のスケートを磨き続けてくれていることを想い

 

羽生君がこの世界に捧げてくれる全てのことに対する感謝と、出来ることは少ないかも知れないけれど、これから先の未来もずっと恩返しをしていきたいと、改めて心に誓いました。