今日はお仕事の打ち合わせで長崎へ行ってきました。
長崎は小学4年生の修学旅行ぶりだったので、
懐かしくもあり、新しいものを見るように新鮮でもありました。
そして、タイミングよく、長崎県美術館で、ロバート・ハインデル展が行われていたので見に行く事ができました。
「現代のドガ」と称されるロバート・ハインデル(1938-2005)の絵は力強さと繊細さがありました。
それは、華やかなステージを描くのではなく、レッスンやリハーサル風景のひたむきに努力するダンサーを描き、希望や祈り、揺れ動く感情を表現しています。何点かの絵に見られる、赤い線は、ロバート・ハインデル本人がバレエ団のリハーサルを見学して感じたスタジオ内の緊張感を表しているそうです。上の絵もダンサーが個々に世界観を持って自分自身を見つめ、取り組む姿に、やはり緊張が伝わってきます。
彼の絵は昔から好きで、ギャラリーなどで、目にすることは多かったのですが、展示物100点という今日ほどたくさん見る事ができたのは初めてで、また解説もしていただけたので、さらに奥深さを知ることができ、「なるほど」の連続で楽しめました。
福岡からはちょっと遠いですが機会があればぜひ!
今度の日曜22日までです^^
エドガー・ドガ(1834-1917)《ばら色の踊り子》(1878年)も
特別展示してありますよ♪
