Ep1-1はこちら♪
いっきにいくぜぇ♪
ってノリで書いてみました。
↓こちらはEp1-2からです。
Story
アイスを片手にPatは
「おい!ゴミ箱、はみでてんぞ。」
「わざとだろ?」
Pran
「なにが?」
Pat
「わざわざ同じ大学を選びやがって。」
Pran
「俺がお前のマネしたとでも?」
Pat
「お前たち家族の得意技だろが。」
Pa
「どうしてカゴに入れないのよ。」
「パンツくらい自分で洗いなさいよ。靴下でさえ気持ち悪いのに。」
Patは「これも洗っとけ。」とシャツを脱ぎます。
Pa
「酷くなかったみたいね。」
Pat
「足跡があるだろ。」
Pa
「あんたの心配なんかしてないわよ。Pranの事よ。」
Pat
「誰の妹だ?PranPranって。」
Pa
「あの日も同じ質問したかったわ。私は誰の妹?って。」
Pat
「そんな憎まれ口きいてるから誰もお前を気にしないんだよ!」
Pa
「そうですか!いいこと教えてあげる。」
「3年も離れてたのに再会するなんて、そういうの”ソウルメイト”って言うのよ。」
Pat
「”敵”って言うんだろ。」
Pa
「約束して。Pranを傷つけないって。」
Pat
「なんでだよ」
Pa
「分かってるでしょ?」
Pat
「分かったよ。約束する。」
Pa
「言ったわね。約束よ。」
箱から時計を取り出すPran
Pran
「Waiの周りにはいつも護衛がいるな。」
Mo
「いいヤツっていつも友達に囲まれてるよな。」
Pran
「誰の肩もってんだよ。」
Korn
「今日の午後、二つに分かれる。そこを狙う。」
Pran
「やめようぜ。他のヤツを巻き込みたくない。」
Korn
「はぁ?いつからそんな立派なこと言うようになったんだよ。」
「放課後だ。寮の前で待ち構える。」
Pran
「放課後は妹が迎えに来るんだよ。」
「フォローしとこう。そのうちチャンスが来るだろ。」
Wai
「Pran、これ見ろよ。」
Pran
「レイアウトがイマイチ…文字の位置もズレてるし…」
Wai
「そうじゃねぇよ。”FRESHY DAY 2021”だよ。MusicFestivalだ。」
Pran
「もうずっと弾いてないの知ってるだろ。」
Wai
「頼むよ。もう一回だけ。」
Pran
「他のヤツに頼めって。ギターなんて誰でも弾けるだろ。」
Wai
「じゃぁ、こうしようぜ。用紙だけもらって出場するかは後で決める。な?」
「用紙もらってくるから。」
Pran
「待てよ。お前、またサボる気だろ。俺がもらってくるから先に行け。」
「前回コーヒー飲みに行って、帰ってこなかったよな。早く行けよ。」
1人になったWaiとPat
Pat
「お前たちはあっちだ。俺はPranの後をつける。」
後をつけるPat
Pran
「MusicFestivalの申込用紙を取りに来ました。」
コピー機のインクが切れてたから自分たちでコピーしてこいと用紙を渡されます。
コピーに行く2人。
隙をみてPatはKornに電話します。
Korn
”どこにもいない。ワークショップの前にいるんだ。”
Pran
「もう妹がくる。今日は中止だ。」
Korn
”誰か来た。ヤツだ。”
Pat
「こっちは足止めしておくから、そいつをやっちまえ。」
電話を切りPatはPranに話しかけますが別人。
すでにPranは立ち去ったあとでした。
Pat
「Kornが見た奴って誰だ?」
KronはWaiと勘違いしPranを蹴り倒します。
Pran
「なにすんだよ。」
Kron
「どっちでも良い。やっちまえ。」
逃げるPranをKronたちから匿うPat
2人はPaの車に乗り込みます。
Pran
「Pa、ここで降ろしてくれ。」
Patはシャツを渡します。
「これに着替えろ。そのまま帰ったらバレる。」
「お礼ぐらい言えよ。」
「頼んでねぇよ。」と立ち去るPran
Pat
「チッ。アイツ見ただろ?」
Pa
「それより何があったか教えて。約束したわよね?」
Pat
「友達が間違えたんだよ。」
Pa
「約束したじゃない。とにかくもう止めて。終わったでしょ?」
Pat
「アイツらが終わらせないんだろ。SNSにUPしたのはアイツらだぞ。」
「このまま終わらせたら俺のメンツが台無しだ。」
Pa
「あんたのメンツなんてどうでもいいわ。」
「とにかくPranの事はほっといてあげて。お願いだから。」
子供の頃を思い出すPat
Pa
「待ってよ~」
Pat
「先に池についた方が勝ちだぞ。負けた方が皿洗いだからな~」
Pa
「やった~勝った~。皿洗いお願いね~。」
そこへPranが。
Pat
「おい!先に着いたのは俺たちだ。」
言い争ううちに池に落ちたPa
「Pat!助けて!」
動けないPat
助けに飛び込んだのはPranでした。
「落ち着け!今助けるから。」
Pa
「怖かった~。ママに言わないで。」
怖がるPaを抱きしめながら
落ちていた時計を拾うPat
Pranの部屋の外から…コンコン…。
Pat
「Waiを守るのをやめろ。」
Pran
「お前らが追いかけなきゃいいだろ。」
Pat
「できないのか?」
Pran
「ああ。ついでにお前とも話したくない。早く出てけ。」
Pat
「お前とケンカしたくないんだよ。俺だけじゃねぇ。Paにも頼まれた。」
「このケンカを終わらせたいんだよ。手ぇ出すな。」
Pran
「無理だ。あいつらは同じ学部の友達だ。それにWaiは俺がここに戻る前からの親友なんだ。」
「お前の言う通りにできるわけないだろ。」
Pat
「Waiを渡せ。そうすれば終わる。そいつが俺たちをバカにしたんだ。手は引けない。」
Pran
「俺がクラス委員長として責任を取る。」
昨夜2人は話し合っていました。
Pran
『お前の言う通りに出来るわけないだろ。お前が言う通りにしない限り。』
Pat
『どういう意味だよ。』
Pran
『お前にもメンツがある。でも俺はWaiを守りたい。』
『Waiが謝ればそれでいいだろ?』
Pat
『それが出来るならWaiはとっくにやってるだろ。』
Pran
『俺がさせる。』
Pran
「俺たち建築部は自分たちの行動に責任を持つ。クラス委員長として謝るよ。」
Wai
「お前が謝る必要ない。俺が謝る。」
「わるかった。」
ところが…
Korn
「そんなんで終わるわけぇだろ!やっちまえ!」
はじまるケンカ
Pranを殴ろうとするKornを止めるPat
「Pranを殴るのは俺だ。」
そして…
Pat
「ひらめいた!フリしろ!」
非常ベルが鳴りひびき解散。
Pran
「アイツ、なんなんだ。」
「お前に関わると、いつもロクなことないな。」
Pat
「でも、今回はどこかに行かされることもないだろ。」
Pran
「これで終わるよな。」
Pat
「ああ。謝ったし、殴りもしただろ。」
教授
「いいや、これで終わらないぞ。」
夜、薬局にいくPat
「湿布薬ください。」
薬剤師(監督)
「すいません、売り切れました。」
帰ろうとするPatを呼び止めるPran
「どこ行くんだよ。」
「薬を買いにいくんだよ。」というPatに
だまって薬を渡すPran
Pat
「おい。フリしろって言ったよな。本当に殴ったろ。」
塗ってくれとばかりに頬をだすPat
Pran
「夢でも見てろ。」
Pat
「アザがどこに有るか教えて欲しいんだよ。」
Pran
「それより教授が言ったこと…どうするつもりだ?」
教授
『大事にならなかったから良かった。だから大学に報告はしないでおこう。』
『しかし!ケンカは最後にしなさい。もしまたケンカを見かけたら今後いっさいの活動を一緒に参加させないからな。』
Pat
「平和でいるなんて出来ると思うか?」
Pran
「無理だな。どうせまたケンカが始まる。」
Pat
「もしそうなったら一緒にMusicFestivalにも参加できなくなるんだぞ。」
「お前と競えないなんて、つまらねぇよ。」
Pran
「しばらく会わないようにしよう。」
Pat
「俺がどこにいるか知ってるのかよ。」
Pran
「IDを交換すればいいだろ。」
Pat
「は?」
Pran
「そうすれば俺の部屋に忍び込む必要もなくなるだろ。」
途中でやめたPatにPranは
「なんだよ?」
Pat
「友達リストに追加してほしいって言ってるようなもんだぞ。」
Pran
「マジ?」
Pat
「マジ。違うのかよ?」
Pran
「んなわけねぇだろ。」
Pat
「じゃ、俺のIDな。ほら。」
Pran
「いや、お互いのIDを検索して、同時に追加しようぜ。」
Pat
「うん」
Pran
”por.pran”
Pat
”pattapza55+”(小学生がつけるようなカワイイID)
Pat
「なんで笑ってんだよ。」
Pran
「子供かよ。」
「いいか?」
「3.2.1」
追加ボタンを押すPatと
押さないPran
Pran
「おっと、誰かが友達リストに追加したぞ。」
Pat
「嬉しいだろ?アイスでも食ってくわ。」と帰っていきます。
一人になったPranは…
”ただの友達”とPatの名前を変更するPran
Pranの部屋の外から…コンコン…。
Pat
「これ返しておく」
Pran
「今日の事は貸しだからな。」
Pat
「あぁ、助けが必要な時は俺に言えよ。」
「でも…人前で言うな。友達だと思われる。」
止まっていた時計が動き出します。
腕につけるPran
”今日の気分は?”
薬局からの帰り…
EP2へ続く♪