
アンニョンハセヨ。
入隊して半年が過ぎました。
なんだかんだ早く感じつつ、残りの先を眺めるとまだまだだなーと。
早いような遅いような軍生活。
着実に計画通りに目標に向かって毎日を過ごしているけど、やっぱり物足りない感じは隠せません。
前回のブログに書いたように、溜まりに溜まった仕事への願望でしょうね。
歌いたい、芝居したい、その気持ちを心の中においとくには気持ちが溢れてしまいまして。
ジッといられなかったです。
何がないかとずっと考えて、チャンスを待ちました。
準備できる者にだけにチャンスは来るし、それがチャンスだと分かるし、運命を掴めると信じてるから、、、
まずは部隊の中で音楽ができる人材を探し、バンドを組んで、週末とかに集まって練習をしました。
幸いにうちの部隊では楽器が揃っていて、問題なく練習はできました。
そして、チャンスが訪れてきました。
兵営音楽祭という、慰問公演で歌手達と一緒にステージに上がるオーディションがあったわけです。
僕は徹底的に自分の職業を隠し、正々堂々と一人の兵士として、
他のチームと一緒に予選に参加して競争しました。
一ヶ月に渡って3次までの予選があって、たった3チームだけ受かりました。
幸いにうちのチームは、その3チームの中に入り、
ステージに上がるチャンスを掴みました!
改めて、積極的に動く事、切実に望み、努力することの大事さを学びました。
9月11日。
何万人も集まった慰問公演で、うちらのバンドはステージの上で全てを燃やしました。
本当に本当に楽しかったし、
素敵な時間を過ごし、思い出を作りました。
夢のような、久しぶりのステージ。
初心に戻り、底から上がり掴んだチャンス。
まるで日本での五年間を集約したような、、、
下っ端からひとつひとつ階段を上る感じー
なんでもかんでも新鮮で幸せで楽しい時間でした。
心が晴れました。
曇った心の中に、聖水が流され綺麗に晴れたような。
やっぱり、僕はこーじゃないいと。
「自分ができる努力を尽くしてそれから天命(運、チャンス)を待つ」という。
軍隊で悟ることは本当にたくさんあります。
ただ時間を潰すのではなく、自ら物事から意味を探し出すー
残りの15ヶ月も成長できるように頑張りたいです。
ではでは。
追伸
写真は練習風景です。
実際本番の写真は今度のブログに載せますね。